女性にとって美しさは保っていたいものですよね?
それにはコラーゲンが必要なのはもうご存知のはずですよね。
でもそのコラーゲンな一体何なのでしょうか?
■当記事の内容はこちら
2.カルシウムだけでは骨は丈夫にならない
3.ゼラチンの摂取方法や摂取量
今回は、薬剤師の方に、女性が気になる骨粗鬆症の予防や治療と美肌づくりに好評のコラーゲンについてお話しを伺いました。
コラーゲンとゼラチンは同じもの
最近、骨や皮膚などを若々しく保つのに欠かせない成分として、コラーゲンが注目されています。
コラーゲンとは
線維(植物性の細い糸状の物質を繊維と書くのに対し、動物性の細い糸状の物質をこう書く)状のたんぱく質で、人を含めた動物の体を構成するのになくてはならない成分です。
細胞と細胞をつなぎ、体の各組織を支える接着剤のような役割を果たしています。
さらに、最近では体の免疫力(病気に打ち克つ力)を高める作用もあるといわれています。
さて、このコラーゲンですが、
動物の骨や皮に多く含まれていて、熱を加えると分解して溶け出します。
これを乾燥させ、水分をとばしたものをゼラチンと呼びます。
魚を煮たあと煮汁が冷えて固まり
「煮こごり」ができますが、これは魚の骨や皮から溶け出したコラーゲンがゼラチンとなって汁を固めるために起きる現象です。
コラーゲンとゼラチンは
動物の体のなかにあるか外にあるかの違いだけで、物質的にはほぼ同じものと考えてさしつかえありません。
ただ、コラーゲン自体は溶けにくい硬たんぱくですが、ゼラチンはお湯によく溶けます。
コラーゲンの効果についてはこちらもご覧ください。
肌を綺麗にしたい肌にいい食べ物は「コラーゲン=ゼラチン」
どんな人でも年をとれば骨や関節がもろくなったり、皮膚の弾力性が失われてきたりします。
そこで、骨を強化し肌をつくるたんぱく質であるコラーゲン(=ゼラチン)を十分に補給してやれば、いつまでも足腰が丈夫で、肌には張りがあるという若々しい生活を送れるわけです。
ですから、
さまざまな不快症状を抱えて薬局を訪れる人々にゼラチンをおすすめしています。
・腰や背中が痛い人
・胃腸の調子がよくない
・便秘ぎみである
・肌がカサつく、
・シワが気になる
などといった方にもゼラチンは効果的なようです。
ゼラチンの効果についてはこちらもご覧ください。
カルシウムだけでは骨は丈夫にならない
とりわけおすすめしたいのは年齢が少し高めの人です。
というのは骨粗霧症が心配されるからです。
骨粗霧症というのは、
骨のカルシウムが抜け出してスカスカになり、
ちょっとしたことで骨が折れたりつぶれたりしやすくなる病気です。
年齢とともに骨が弱くなるのはしかたないと思われているようですが、
食事のとりかたによって十分防ぐことができます。
女性の場合
女性ホルモンが出なくなって
そのため骨からカルシウムが抜けやすくなり、骨粗霧症にかかる危険が高くなるのです。
というと、カルシウムを補給すればいいのだと考えがちですが、それだけでは骨は丈夫になりません。
カルシウムとカルシウムをつないで
骨に定着させるコラーゲンがなくてはダメなのです。
ゼラチンを取ればコラーゲン生成が促進される
年をとると体内でコラーゲンをつくり出す働きが衰えます。
そこで動物性のたんぱく質を多くとってコラーゲンを補うとよいのですが、
日本人の多くは年とともに食事の好みが淡白になり、
コラーゲンは不足する一方となってしまいます。
それを補うのに最適な食品がゼラチンなのです。
高純度のコラーゲンというべきゼラチンをとれば、体内でのコラーゲンの生成が促進されます。
薬剤業界でおすすめしているゼラチンは、無味無臭の粉ゼラチンで、お湯によく溶けます。
美肌つくりについてはこちらもご覧ください。
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ゼラチンの摂取方法や摂取量
骨粗霧症の予防には
1日10gを目安に召し上がっていただければ十分だと思います。
朝晩ティースプーンに1杯ずつお湯に溶かして飲んでもいいし、みそ汁に入れてもかまいません。
ほかにもコーヒー、カレー、シチューなどなんにでも入れられます。
また、10gのゼラチンにジュースなど液体400mlを加えて鍋で煮溶かし、冷やして固めれば、おいしいゼリーが出来上がります。
牛乳でつくればカルシウムとコラーゲンが同時にとれる、骨にとって理想的なおやつになります。
甘味がほしい場合は
カルシウムをはじめ各種ミネラルに富むハチミツをかけるとよいでしょう。
ちなみに、以下は著者が使っているはちみつです。
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ゼラチンは簡単に食事にとり入れられ、なおかつ安価です。
少々とりすぎても害はありません。
骨を丈夫にし、いくつになっても元気で活躍するために、ぜひご活用ください。
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