肌を綺麗に美しく!美肌をつくるビタミンの種類と効果を徹底解説

美肌つくり




 

人間だれでも美肌になりたいものですよね?

では、美肌つくりに役立つビタミンですが、どのように摂取すれば効果的か知っていますか?

使い方から過剰摂取の害まで疑問を栄養大学教授の回答にもとづき解決していきます。

今回は、肌を綺麗に美しく!美肌をつくるビタミンの種類と効果を徹底解説します。

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ビタミンCを日中に摂るとシミ・ソバカスができやすいは本当か?

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ビタミンCを朝や昼に飲んで外を歩くと、

シミやソバカスができやすいので、

夜飲んだ方が良いと良く聞きますが、

それは全くの誤解です。

 

ビタミンCは吸収が良く排泄も早いので、夜とると翌朝には尿から排泄されます。

これは、あまり上手なとり方とはいえません。

 

一日三回くらいに分けて均等にとるのが最も効果的ですが、一回だけとるなら、活動を始める朝がいいでしよう。

ストレスを感じたり、紫外線を浴びたりする日中こそ、ビタミンCの体内レベルを高くしておくほうがいいからです。

それによってシミやソバカスができることはありません

 

逆に、

ビタミンCを十分に摂取すれば、シミやソバカスの予防に役立ちます

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過剰摂取が問題となるビタミンとは

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極端に多くとった場合の過剰症が問題になるビタミンとしては、ビタミンAとDが知られています。

ビタミンAを食品でいうと、約200gのレバーステーキを毎日食べ続けた場合に当たります。

こんな非常識な食事をする人はいないので、実際に問題なのは、ビタミンAの錠剤や健康食品をとった場合です。

これらは、服用量や摂取量の目安を守りましよう。

 

ビタミンA過剰症の急性期は頭痛や吐きけ慢性になると肝臓の腫れや、手足の骨が腫れて痛むなどの症状が現れます。

 

これらはビタミンAの摂取をやめれば治りますが、妊娠中は胎児に奇形を起こすおそれがあるといわれています。

妊娠中、とくに初期は、ビタミンAを極端に多くとらないようにしましょう。

 

ビタミンDの過剰症としては、腎臓や筋肉にカルシウムが沈着し、腎不全や筋肉の異常などが起こります。

しかし、これはビタミンDの錠剤や健康食品をきわめて大量に(所要量の100倍以上)とった場合の話で普通の食品によって起こることはありません

ビタミンDの過剰症はAより起こりにくいのですが、いったん起こると、摂取をやめても後遺症が残るので要注意です。

いずれにせよ、常識的な食生活やビタミン剤のとり方をしている限り、過剰症の心配は無用です。

ほかの脂溶性ビタミンであるEとKについては、いまのところとくに過剰症は報告されていません。

また、水溶性ビタミンであるB群とCは、余分にとっても尿に排泄されるので、過剰症は起こりません。

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ビタミンAとβカロチンはどこが違うのか

 

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βカロチンをとると、

人間の場合はおもに腸の細胞を通るときにビタミンAに変わります

しかし、この変換には酵素反応が必要で、その反応は一定のスピード以上では進まないため、一度に多くβカロチンをとっても、多量のビタミンAはできません。

βカロチン自体の吸収率があまりよくないこともあり、多量のβカロチンをとっても、ビタミンAの過剰症が起こる心配はまずありません

βカロチンをある程度以上とると、ビタミンAに変わらない分は、そのままの形で吸収されます。

 

ガンや動脈硬化の抑制に役立つ抗酸化作用は、ビタミンAよりβカロチンのほうが強いので、この効果を期待するには、ビタミンAとは別にβカロチンを十分にとる必要があります。

その際、油脂といっしょにとると吸収率が高まります。

 

ビタミンAの働きとしては、

抗酸化作用もありますが、粘膜や目を正常に保つ働きのほうが重要です。

ビタミンAは脂溶性ビタミンですが、βカロチンに比べるとある程度水に溶け、比較的吸収がよいのが特徴です。

それぞれ特徴があるので、ビタミンAとβカロチンの両方をとることが大切です。

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βカロチンの効果は、こちらもご覧ください。

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合成のビタミンと天然のビタミンは、効果に違いがあるか

ビタミンE以外については、合成と天然でビタミンの効果自体に差はありません。

ビタミンEの場合、天然に比べて合成は体内での働き方がやや劣ります。

 

ビタミンEにはいくつかの種類があり、最も効果的なのはベニバナ油や小麦胚芽油に多いα型(αトコフェロール)ですが、この場合、天然に対して合成は体内での働き方が70%程度です。

逆に、合成でも、1.4倍飲めば天然のものと同じ効果が得られるのです。

ビタミンEには、α型に比べて効力が30%のβ型や10%のγ型などもあります。

効率よくとるには、天然か合成かより、むしろ原料に気をつける必要があります。

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ビタミン類を肌に塗ると効果は?また肌をきれいにするビタミンとは

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どのビタミンでも、肌にぬれば多少は吸収され、それなりの効果があると考えられます。

 

とくにビタミンEは、

化粧品に配合されていることからもわかるように、

外用すると皮膚の表面に出た皮脂の酸化を防いでくれます

 

しかし

ビタミンEを飲めば

毛穴の奥の皮脂腺から分泌されて皮膚の表面に出てくるので、皮脂の酸化を防ぐ作用がより確実に得られます。

 

ほかのビタミンも、

ぬるよりは飲むほうがずっと美肌づくりに役立ちます

 

美肌をつくるビタミンとして、

皮膚炎や湿疹を防ぐ意味ではビタミンB群肌荒れを招く皮脂の酸化を防ぐにはビタミンEシミやソバカスを防ぐためにはビタミンCが有効です。

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美肌つくりに関してはこちらもご覧ください。

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現代人に不足しがちなビタミンとは

現在の日本人に最も不足しやすいのは、ビタミンB1です。

また、ビタミンCはとりかたの個人差が大きく、やはり不足している人が多く見られます。

いずれも不足すると、

初期は疲労・倦怠感が起こり、ついでビタミンB1不足ではイライラやる気が出ないなどの症状が、ビタミンCでは風邪をひきやすくなるなど抵抗力の低下が見られます。

こうした症状があれば、疲れなどのせいにせず、ビタミン不足を補う必要があります。

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