自分がもし、「ガン」になったらどのような行動をとるか想像できますか?
抗がん剤治療や手術などあらゆる手段を投じて治療し完治したいと思いますよね?
その一つに選択肢として知っててほしい情報です。
今回は、「ガン」に効く食べ物は、体力回復し免疫力を高めるこの薬草「イヌトウキ」についてお話しします。
ガン細胞を破壊するNK細胞(ナチュラルキラー細胞)とは
「イヌトウキ」という薬草!
ガン患者さんが「イヌトウキ」を飲み始めると、体内でナチュラルキラー細胞(NK細胞)というリンパ球がふえてくることが分かっています。
血液成分の一つで
免疫(体の防衛力)を担っているNK細胞は、ガン細胞を破壊してしまう働きを持っています。
通常、ガン細胞はどんどん大きくなっていくものなのですが、イヌトウキによりNK細胞が活性化(増加)されると、ガンの増殖や転移が抑えられ、成長を止めてしまったかのように見えるのです。
イヌトウキの効果についてはこちらもご覧ください。
この効果は動物実験でも明らかにされています。
ネズミにザルコーマ180という実験用のガンを移植し
1.移植後七日めからイヌトウキを経口投与する群
2.通常のエサのみで経過を見る群
3.ガンを移植しない群
というように三群に分けて比較し、NK細胞の活性を測ってみる形式で検査されています。
すると、1.のイヌトウキを与えた群で、NK細胞が増加する傾向が見られ、測定を始めた14日目と25日目に顕著にそれが確認されています。
現在、免疫療法と呼ばれるものは
すべてこのNK活性を高めて、ガン細胞を破壊しようとするのが目的です。
この方法では、抗ガン剤で見られるような重い副作用はありません。
癌(がん)の予防や癌(がん)対策についてはこちらもご覧ください
癌(ガン)患者の免疫力を高めてがんを抑制する
もう一つ、イヌトウキをガン患者さんが用いると、すぐに気づく変化として、食欲が出てきて、元気になることがあります。
余命数カ月とか、一年といわれ、何も食べられなかった患者さんが、普通の食事が食べられるようになるのです。
これはガン組織から分泌されるトキソホルモンLという毒素が抑制されて、食欲不振ややせ衰えることにストップがかかるためと考えられます。
これらの結果として
ガンと生体とが共存する状態が続くわけですが、このような状態になったところで、もしも患者さんのガン組織を有効に破壊しえる抗ガン剤や放射線治療法があるならば、ガンを縮小させることも、うまくいけばガンを消滅させることも夢ではありません。
また、今後はガンの切除手術を受けた患者さんに再発予防を目的としてイヌトウキが用いられることが望まれます。
癌(がん)の予防や癌(がん)対策についてはこちらもご覧ください
癌(ガン)のイニシェーションとプロモーションについて
さらに、注目したいのはイヌトウキの発癌(ガン)プロモーター抑制作用です。
現在、発癌(ガン)には
発ガンイニシェーション(引き金を引く段階)
と
プロモーション(発病を後押しする段階)
の二段階の独立した過程が存在するとされています。
イニシェーションで誕生したガンの芽が、プロモーシヨンの段階でガン細胞として生育されるのです。
それを推進する物質を発ガンプロモーター(発ガン物質)といいます。
ガンがいくら恐ろしいといっても、プロモーターが完全に抑制されてしまえば、ガンはできてきません。
おわりに
現在、緑黄色野菜に多く含まれる
βカロチンは有力な発癌(ガン)プロモーター抑制剤の一つですが、イヌトウキなどのセリ科の植物に含まれるクマリン化合物にも同様の効果があることが判明しています。
βカロチンの効果についてはこちらをご覧ください。
イヌトウキは、健康な人の発ガンの予防にも役立てることができるわけです。
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