こんにちは。akapです。
大腸がんは近年急激に増加しているのを知っていますか?
他人ごとと考えていては手遅れになる場合があります。
どういった症状かは押さえておきべきです!
今回は、大腸がんの症状に注意を!便潜血検査で大腸ポリープを見逃すなについてお話しします。
大腸がんの実態
現在、大腸がんは
信じられないほどの勢いで増えており、
それは食生活の欧米化、
具体的にいうと、動物性脂肪や動物性タンパク摂取量の増加と食物繊維摂取量の減少が主な原因であると多くの学者は指摘しています。
国立がん研究センターの集計(2013年)によると、がんにかかった人の数では、男性の場合、大腸がんが今回初めて1位となりました。
女性では、乳がんと大腸がんの増加が目立ち、大腸がんの患者数は乳がんに次いで2位でした。
男女合わせた部位別の患者数では、大腸がんがトップでした。
一方、大腸がんで亡くなる人の数を2014年のデータで見ると、女性では1位、男性では3位となっています。
このように、大腸がんは多く見られるがんですが、早期に発見して治療すればほぼ治癒が可能な、比較的たちの良い癌(がん)として知られています。
大腸がん検診の「便潜血検査」とは
それではどのように早期発見すればいいのでしょうか。
まずは大腸がん検診を受けることが重要です。
大腸がん検診では「便潜血検査」という便の検査を行います。
これは、便に混ざった微量の血液を検知する検査です。
大腸がんやポリープがあると、便がこすれて血液が付着します。
これは大腸の病変からの出血の有無を調べ、その陽性者に対しては二次検査(精密検査)として大腸内視鏡検査を実施しようというものです。
ただ便潜血検査で陽性となるのは、大腸がんだけでなく、大腸ポリ—プ、炎症、痔疾患などがん以外にもさまざまな病気が挙げられます。
その中でも、内視鏡治療を必要とすることが多い大腸ポリ—プについて取り上げてみたいと思います。
癌(がん)検診についてはこちらもご覧ください


大腸ポリープとその種類とは
大腸ポリ—プとは
大腸内腔に向かって限局性に隆起する病変で、組織学的に良悪性は問わないと定義されることが一般的です。
ポリープはその組織学的な性格の違いにより
・腺腫
・鋸歯状ポリープ
・ポリポイド腺がん
・炎症性
・過誤腫性
・間質性
・リンパ組織性
・内分泌性
・その他
に分類されるわけですが
その中でも腺腫は、発見される頻度が高く、その大きさが増すに伴いがん化のリスクも高くなるため、内視鏡的摘除が必要となることが多いポリープといえます。
腺腫以外にも、頻度は高くありませんが、悪性化の可能性のあるポリープやがんに準じて治療しなければならないポリープ、出血をきたしやすいポリープ等があり、これらも内視鏡的治療の対象となり得る可能性があります。
抗癌(ガン)・癌(ガン)対策についてはこちらもご覧ください


まとめ
「自分は痔があるから」などと安易に考えないで、大腸の健康状態を正確に知るチャンスと考えてください。
将来がんになる可能性のあるポリープの発見、治療にもつながります。
早期発見であれば癌は治ります。早期発見で命拾いするかもしれません。
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