首に衝撃を受けてから首や肩の痛み、頭痛、気持ち悪いなどの症状に悩んでる方はいらっしゃいませんか?
それは、ムチ打ち症(頸椎ねんざ)の後遺症かもしれません。
今回は、首から肩にかけての重苦しい痛みが足裏の湿布ですぐに軽くなったという20歳会社員の方の体験談をご紹介します。
首から肩にかけて重苦しい痛み
高校時代にクラブ活動でラグビーをやっていた私は、練習で首や腰をしょっちゅう痛めていました。
それでも、当時はとくに困ることはなかったのですが、卒業して勤めるようになってから、その影響と思われる症状が出てきました。
いちばん困るのは、全身、とくに首が痛いことです。
以前から、首のこりや痛みはときどき感じていましたが、それほどひどくはありませんでした。
ところが、最近は、朝、首が痛くてなかなか起き上がれないのです。
ことに、左の首から肩が重く痛んでたまりません。
このままでは困ると思った私は、母がお世話になっている接骨院をたずねてみることにしました。
昨年、しばらく通って、多少よくなってきたので通院をやめていましたが、今年になってまた悪化してきたため、6月から再び通い始めました。
今年は、首が重いだけではなく、頭も痛くなるので、本当にまいってしまいました。
また、朝起きたときからなんとなく気持ちが悪く、食べたい気持ちはあるのですが、あまり食べられないのです。
足裏に湿布(サロンパス、サロンシップなど)を貼る治療法
接骨院では
通常の治療をしばらく続けたあと
足裏に湿布を貼る療法をすすめられました。
(商品名『サロンパス、サロンシップ、トクホン、モーラステープ、ロキソニンテープ』)
首の治療のためには、足の第一指(親指)の裏に湿布をはるとよいそうです。
その場で、先生が少し足の親指をもんだうえで、湿布をはってくれました。
足裏の湿布療法についてはこちらもご覧ください。
足裏に湿布を貼る効果
足裏に湿布をはって、首の痛みに効くのかなぁと思いながら治療を受けましたが、その効果は予想外に早く現れました。
貼ってもらって家に帰ろうとしたとき、
すでに来たときよりかなり首が軽くなっているのが感じられたのです。
私は、治療を受けていてあまり効かないと思うと、正直にそれをいうほうです。
昨年、いったん通うのをやめたのも、多少よくなったこともありますが、ここまでが治療の限界かなと思ったためです。
そんな私にとっても、この足裏湿布の効果は、ハッキリ効くと実感できるものでした。
なかなかよく効くらしいとわかったので、それからは毎日、自分ではり替えるようにしました。
自分で親指の裏側を少し指圧してからはり替えます。
私は足に汗をかきやすいので、いつの間にか湿布がはがれることもあります。
その場合は、そのままにして、翌朝改めてはりますが、絆創膏などで補強するとはがれにくいようです。
私は、わりと湿布などで肌がかぶれやすいのですが、いまのところ、湿布で足の裏はかぶれていません。
このようにして続けていると、首の重みと痛みが取れ、かなり楽になってきました。
頭痛も解消されて、たいへん助かっています。
朝起きたときの気持ち悪さもなくなり、少しずつ食事も多くとれるようになってきました。
このままいけば、かなり良くなるのではないかと、大いに期待しながら続けているところです。
首の痛み、頭痛、気持ちが悪い症状が足裏湿布で改善
整骨院院長よりお話しを伺いました!
体験談の方の首の重さや痛み、頭痛、気持ちが悪くて食事がとれないなどの症状は、いわゆるムチ打ち症(頸椎ねんざ)によく似ています。
おそらく、高校時代にラグビーをやっているとき、首に衝撃を受けてムチ打ちに近い状態となり、その後遺症が残ったものと思われます。
こうした症状が慢性化すると治りにくいものです。
しかし、足裏にある反射区(体の諸器官に運動したゾーン)を、毎日湿布で刺激していると、その改善に役立ちます。
首の反射区は、足の親指の裏側にあります。
足の親指のつけ根のふくらんだ部分から、親指の関節あたりまで、つまり指の腹にさしかかる手前までが、首の症状に効果的なゾーンです。
・ここに湿布をはるときは、湿布の両側に切り目を入れると貼りやすいでしょう。
・湿布の下半分を指のつけ根に貼ります。
・切り目から上を親指の側面に立ちあげるようにして貼ります。
足が大きい方は、左右の足の裏に一枚ずつ、6~7cm×4cmくらいの湿布を用いてください。
また、足が小さい人は、半分に切って使ってもよいでしょう。
なお、背が高い方は、ふだんネコ背になりがちです。
こういう人は、日ごろから、姿勢をよくするということも大切です。
足裏のツボ効果についてはこちらもご覧ください。
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