こんにちは。からだ守り隊(akap)です。
今回は、足裏マッサージは不眠症やストレスを解消しツボ刺激は老化防止に効果的なマッサージを紹介します。
ストレスで寝れない~なんてことありませんか?
良い睡眠が取れないと次の日に疲れが溜まり、それが続くと病気への発展につながります。
そんな時に試してほしいのが不眠の解消やボケなどの老化予防に効果的な足ツボです。
不眠症・むくみ対策の足裏ツボ「失眠(しつみん)」
不眠やむくみの解消に効果がある足裏ツボ「失眠(しつみん)」を紹介します。
足裏ツボの見つけ方
失眠は、不眠の意味で、不眠を改善する特効ツボです。
頭に熱が上って、頭脳が休まらない状態になると不眠に悩まされます。
そこで、失眠(しつみん)を刺激すると、頭に上った熱を下げて頭を休めることができ、不眠が解消されます。
失眠(しつみん)には、水分代謝(体内での水分の利用と排出)をつかさどる働きもあり、むくみも改善されます。
靴と靴下を脱いで足の裏のかかとの部分を見てください。
かかと全体が丸い膨らみになっているでしょう。
そのかかとの膨らみの中心が、失眠(しつみん)です。
不眠やむくみで悩まされている人のかかとは、かたくなっていたり、逆に、ブョブョと力のない状態になっていたりします。
足裏ツボのマッサージのやり方
失眠(しつみん)には、たたく刺激が適しています。
肩たたきのような要領で、こぶしで直接、トントンとたたきましょう。
失眠は、少々強くたたいても心配はありません。
不眠とむくみは、ともに寝る前に失眠を刺激するのがよいでしょう。
しばらく右足をたたいたら、今度は左足をしばらくたたくというように、適度に左右をたたきます。
たたいているうちに、心地よい振動が全身に伝わってきて、頭の緊張がほぐれてくるのがわかります。
そういう感覚が得られるまで続けてください。
かかとで青竹踏みを行ってもけっこうです。
体験談:不眠症でお悩みの30代会社員
実際の体験談として不眠症を解消する足裏マッサージもご紹介します。
足裏マッサージで自然治癒力を高める
私が足裏マッサージのことを知ったのは、今から3年前のことです。
デパートで足の裏もみ用の電動ローラーの実演販売を見かけ、なんの気なしに試してみたところ、その当時悩まされていた腰痛がウソのようにその場で消えたのです。
どうして腰の痛みが足の裏をもんで治るのか、不思議でなりませんでした。
そこで係の人に聞いてみると
足の裏には、反射区という体の各器官に対応したゾーンがあり、そこをマッサージすることで自然治癒力(人間が本来持っている病気を治す力)が高まりさまざまな症状が取れるということでした。
すぐには納得しがたい気持ちでしたが、翌朝になってみると、なるほど信じざるをえないことが起こったのです。
不眠症を解決した足裏マッサージの効果
実は、私は以前から不眠症に悩まされており毎晩、なかなか寝つくことができずに困っていました。
不眠症の原因と改善についてはこちらもご覧ください
サラリーマンにつきものの転勤や人間関係のむずかしさといった、仕事上のストレスが原因だと思います。
2~3日まったく眠れなかったり、ひどいときには一週間くらい、ほとんど眠れないときもありました。
ところが、足の裏をもんだその晩はぐっすりと眠ることができ、久しぶりに気持ちのよい朝を迎えたのです。
ほかに健康法のようなものはやっていませんから、これは足の裏をもんだ効果としか考えられません。
さっそく電動ローラーを購入し、それからは毎日、夜帰宅してから足の裏をもむようになりました。
もっとも、電動ローラーの刺激は、私には少々刺激が強すぎたようで、足の裏が痛くなってしまったため、現在はもっぱら手の指を使って、足の裏をもんでいます。
足裏マッサージとともに、(三十路男の悪あがき)さんのサイトで紹介されている
不眠症歴10年の私が快眠できた方法/就寝前の10分リラックスで不眠症を解消しましょう。
不眠症改善と体調安定の足裏マッサージのやり方とは
やり方はいたって簡単です。
ゆか床にあぐらをかくようにして、両足の裏を向かい合わせて座り、左足なら左手の、右足なら右手の、親指の腹や爪でもむだけです。
本来はすべての反射区をもまなければならないのでしょうが、私はめんどうなので、指のつけ根から土ふまずにかけての反射区だけをもみました。
そのなかでも、とくに気持ちよかったのか僧帽筋、副腎、腎臓の各反射区(図の⑪、⑳、⑫)です。
また、最初は痛いけれども、がまんしてもんでいると気持ちよくなるのが、目の反射区(図の⑧)です。
―つの反射区を10~20回くらいもみ、全部で10分間くらいで終わります。
足の裏をもみ始めてからは
不眠症が解消しただけではなく、体調をくずすと足の裏の血行が悪くなることもわかるようになりました。
そんなときは念入りに足の裏をもめば、翌朝にはかなり体調がよくなります。
このように体調がよいほうへ、よいほうへと向かうと、精神的にも余裕が出て、情緒も安定してきました。
また、食欲も旺盛になりました。
足の裏もみのおかげで、健康のありがたさが身にしみています。
不眠症に効果があるツボはこちらもご覧ください。
ボケ・老化予防の足裏ツボ「大脳小脳反射区」
ボケ・老化予防と改善に効果がある足裏ツボ「大脳小脳反射区(だいのうしょうのうはんしゃく)」を紹介します。
足裏ツボの見つけ方
体の局所が全身を反映している、というのが「反射帯(はんしゃたい)」の考え方です。
大脳小脳反射区(だいのうしょうのうはんしゃく)も、その考えに基づいています。
つまり、足の第一指(手の親指に当たる)全体は頭部を反映し、中でも第一指の裏の、先端から中ほどまでが大脳を、中ほどから根元までが小脳に対応しているのです。
足の第一指を刺激すると、頭部を直接、刺激するのと同じような効果が得られ、ボケ・老化の予防と改善が期待できます。
頭や脳にいろいろな障害があると
足の第一指の腹がかたくこわばったり、逆にフニャフニャと無力になったりすることがあります。
また、第一指がかたい人は行動的といって徘徊したり、家の中でもじっとしてないといわれ、やわらかい人は非行動的といって、あまり動かずに家の中でじっとしているという傾向があるといわれます。
足裏ツボのマッサージのやり方
最初に、足の第一指のつけ根の関節を、グルグルと回転させます。
一方の手で足の甲を固定し、他方の手で第一指をつかんで、右回し、左回しをそれぞれ15回ずつ行います。
次に、第一指の指の腹全体を、はしの先や、つまようじの頭(とがっていない側)などで、チクチクとつつきます。
1秒に2回くらいの速さで、30~40回つつきましょう。
左右の反射区を刺激します。
足裏ツボ効果についてはこちらもご覧ください。
ストレスと不眠症の東洋医学の考え方
東洋医学の考え方に
木、火、土、金、水の法則があります。
・木は肝臓と胆のう
・火は心臓と小腸
・土は牌臓と胃
・金は肺と大腸
・水は腎臓と膀脱
をさします。
木、火、土、金、水は密接に協力し合う関係にあると同時に
木は土を、土は水を、水は火を、火は金を倒す、剋(こく)という関係にもあります。
ストレスは木を弱め、その影響から土も制される木剋土(ストレス性潰瘍など)の状態を生み出します。
木剋土は気虚(生命エネルギーの欠乏)を導き、その結果、不眠症になることも考えられています。
この体験談では、指のつけ根から土踏まずまでのマッサージでしたが
やはりすべての反射区をマッサージしてから、とくに気になる反射区を念入りにもんだほうが効果的です。
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