「自覚症状がなければ、癌(がん)検診はしなくていい」そんなことを思っていませんか?
日本では、2人に1人が癌(がん)にかかり、3人に1人が癌(がん)で亡くなると言われています。
日本では、毎年およそ85万人が新たにがんに罹患していますが、その3分の1にあたるおよそ25万人が働く世代・子育て世代(20〜64歳)です。
今回は、癌(がん)は早期発見で約80%以上が治る!乳がん検診についてお話しします。
癌(がん)は早期発見すれば約80%以上が治ります!
「癌(がん)になったら誰もが死を待つしかない」
と思われるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
現在は検査法や治療法が進み、
早期に発見し、
早期に治療すれば「癌(がん)は治せる病気」
になっています。
そのためには、癌(がん)検診を定期的に受けることが重要となってきます。
がんの部位別・ステージ別5年生存率
※がん研究復興団体「がんの統計2014」より
男女の年齢別がん 罹患率(2011年)
※(国立がん研究センターがん対策情報センターより)
乳癌(がん)ってどんな病気?
乳癌(がん)は、
女性がかかりやすい癌(がん)の第1位で、
年々増加傾向にあります。
現在、日本人女性の12人に1人が乳癌(がん)にかかってています。
乳房は平L腺組織と脂肪組織からなり、乳腺組織は母乳を作る「小葉」と、作られた母乳を運ぶ「乳管」に分かれています。
乳癌(がん)は
この乳腺組織に発生する腫瘍(しこり等)であり、自分でしこりに気付くことも少なくありません。
また、乳癌(がん)は比較的早い時期からリンパや血液の流れに乗って全身に運ばれ、他の臓器に転移を起こしやすいといわれているため、マンモグラフイ検診なをを定期的に受けて早期に発見することが大切です。
自覚症状かなくても、乳癌(がん)検査を受けなくてはいけないの?
乳癌(がん)は
早期で発見されれば90%以上は治る病気
だと言われています。
乳がんの早期の段階では、
自覚症状がほとんどないため、マンモグラフィ検診による画像診断を行わないと確認できません。
早期発見のためには40歳になったら2年に1回の定期的な乳がん検診が欠かせないのです。
気になる症状がある場合は、検診の機会を待たずに、すぐに乳腺外来のある医療機関を受診しましょう。
乳癌(がん)検診の痛くない受け方はないの?
痛みを感じる度合いは人によって異なりますが、
月経前は乳房が張って、
圧迫すると痛みを強く感じることがあるので、
月経前の1週間を避けると痛みが少ないようです。
抗癌(ガン)・癌(ガン)対策についてはこちらもご覧ください。
自分で乳癌(がん)チェックできるの?
身体の表面に近い部分の乳がんは、自分でも発見できる可能性があります。
定期的な乳がん検診に加えて、月1回の自己検診を習慣にしましょう。
まずは、
・乳房にひきつれ
・くばみ
・ただれ
がないか鏡に映して日でチェックしてください。
次に乳頭から異常な分泌液(茶色っぽい、黄色い、膿のような分泌液)がでていないかチェックしてください。
最後に、お風呂で手に石鹸をつけてしこりがないか指の腹を使ってチェックします。
気になることがあったら、専門医の診察をうけましょう。
癌(がん)検診についてはこちらもご覧ください。
おわりに
自覚症状の出る前から検診を受けて早期発見に努めましょう!
抗癌(ガン)・癌(ガン)対策についてはこちらもご覧ください。
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