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▼【ダイエット 対策】 便秘/痔

肥満を防ぎ痩せた・肌が綺麗に美肌になった!と話題の大麦ダイエット

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今、食前に大麦の粉を湯に溶かして飲む「大麦ダイエット」で、やせたという人が続出しています。

しかも、この大麦粉ダイエットは、無理なくやせるというだけでなく、「肌がきれいになった」「便秘が解消した」という人が多いのです。

なぜ、大麦の粉を湯に溶いて食前に飲むことで、肥満が防げ、しかも美容効果もあるのでしょうか。

国立栄養研究所(現=国立健康・栄養研究所)やお茶の水女子大学、日本女子大学などの実験から、大麦の肥満防止効果や美容効果を見てみましょう。

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食物繊維が腸を刺激し便秘が解消

精麦(大麦の外皮を取り、精白したもの)

と白米を比べると、それぞれに含まれるたんぱく質やアミノ酸(たんぱく質を構成する成分)の種類も違います。

 

また、大麦は精白しても、米と比べて多くの栄養素が残っているのです。

なぜなら、米は外皮、つまりぬかの部分に栄養素がかなり含まれているので、精米すると栄養素をかなり失ってしまいます。

それに対して、大麦は粒全体に均等に栄養素が含まれているので、精白しても栄養素を失うことが少ないのです。

 

白米と精麦の100g当たりの成分を比べると

たんぱく質は白米の6.8%に対し、精麦は8.2g

カルシウムが同じく6mgに対し20mg

鉄分が0.5gに対し1.7mg

ビタミンB2は0.03mgに対し0.06mgなどといずれも栄養素は多いのです。

 

食物繊維の含有量でも

白米の0.7gに対し、精麦は12.3gになっています。

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中でも、食物繊維に注目してみましょう。

食物繊維は体内で消化されにくく、カロリーとなりにくいために、ダイエットには、ぴったりの成分です。

食物繊維とは、ブドウ糖(比較的単純な化学構造の糖質)が長くつながったものです。

 

水に溶けない

・セルロース

・ヘミセルロース

・リグニンなどの繊維質は

腸の嬬動運動(腸が内容物を肛門のほうへ送る運動)を促進して便秘を解消し、また腸の病気の予防にも効果があります。

 

一方、水に溶け

・βグルカン

・ペクチンなどの繊維質

コレステロール値や血糖値(血液中の糖分の量を表す数値)を下げる働きがあるのです。

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大麦は血糖値の上昇を抑える

ここで再び、精麦と白米を比較してみましょう。

白米

消化吸収がとても早く、血液中の糖分は急激に上昇します。

そうすると、膵臓からインスリンというホルモンが多く分泌されて糖を分解し、血糖値を下げることになります。

血糖値があまり高すぎると、インスリンの分泌される量が多くなりすぎるのです。

余分なインスリンは、脂肪組織のほうヘ回ってしまい、脂肪の合成を促進してしまうのです。

結果として、肥満の要因になってしまいます。

 

それに対して

繊維質を多く含む精麦

その繊維質がでんぷんを包んでしまうので、消化がゆっくり行われます

さらに、繊維質の多い食べ物は、小腸の壁に粘液を分泌する細胞を増加させ、粘液がたくさん出るようにする傾向があります。

 

この粘液によって、消化吸収がよりゆっくりになり、血糖値が上がるのをおさえる役目をします。

ですから、余分なインスリンが分泌されずに、肥満を防ぐことがてきるのです。

また、血糖値の上昇をおさえるということで、糖尿病の予防にも効果があるということです。

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食物繊維を多く含む大麦は、肥満防止に有効な成分を持っているのです。

 

さらに、大麦は

こうした肥満防止効果だけでなく

女性に多いといわれている、便秘の予防や解消にも効果があります。

 

便秘の解消法についてはこちらもご覧ください。

 

 

 

食物繊維の働きとして、腸内に100兆個存在するという細菌の発酵・分解作用を活発にすることがあげられます。

この細菌には腸内に送られてきた食物を分解することによって脂肪酸という成分を作り出します。

この脂肪酸は腸を刺激して腸の運動を活発化させます。

 

その結果、便の通りが良くなるのです。

食物繊維をたっぷり含む大麦が、便秘の防止に最適なのはいうまでもありません。

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大麦はナトリウムを抽出し血圧を下げる

また、大麦に含まれるでんぷんも、便通を助けます。

 

米のでんぷんは粒が小さいのですが

大麦には、大きな粒のでんぷんと小さな粒のでんぷんが混じっています。

 

この中の小さな粒のでんぷんは

小腸でほとんど消化・吸収されてしまいますが、大きな粒のでんぷんの一部は、消化されずに大腸まで進むので、腸内の細菌のエネルギー源になります。

そして、細菌の分解作用が働き、水溶性の食物繊維の成分と同様に、腸の嬬動運動を活発化させ、結果的に便秘の予防になるのです。

 

このほかにも

大麦は体内のコレステロール値を下げたり

余分なナトリウムを体外に排出させて、血圧を下げるなどの効果があります。

 

血圧を下げる方法についてはこちらもご覧ください。

 

 

日本人一人当たりの平均的食物繊維摂取量は、昭和20年代の27gから、現在では17gに激減しています。今後もどんどん低くなっていくでしょう。

一日に必要な食物繊維は23gとされているので、白米に20~30%の大麦を混ぜた麦ごはんで、食物繊維の必要量をとることができます。

 

栄養のバランスが良く、そのうえ美容にもよく、ダイエットにもなる大麦を、もっと見直す必要があるでしょう。