腸の老化は成人病や癌を招く!がん予防と健康の決め手は腸内の有用菌

がん予防・対策




 

いつまでも健康で若々しく生きたい。誰でも願う事ですよね?

そのためには腸を健康に保つことが重要です。

今回は、腸の老化は成人病や癌(ガン)を招き、腸内の有用菌を増やすのが全身の若返りの決め手と話す、医科大学教授のお話しをご紹介します。

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腸内細菌とは

人間の体は、母親の胎内にいるときはまったくの無菌状態です。

ところが、この世に生まれ出た瞬間から

皮膚や気管、消化器などの粘膜に、さまざまな細菌がすみつきます。

 

これらの細菌のうち、おもに腸にすむものを腸内細菌と呼びます。

 

腸内細菌は、およそ100種類100兆個といわれますが、それらが無秩序にすみついているわけではありません。

各細菌がある程度まとまり、野山の草花が群生しているような状態になっています。

そのため、腸内の細菌の集まりを、腸内細菌叢(叢は草むらの意)、あるいは、腸内フローラ(フローラは花畑の意)と呼びます。

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腸内細菌の「有用菌」と「有害菌」

腸内細菌には、大きく分けると

体に有益な働きをする有用菌

体に害を及ぼす有害菌

とがあります。

 

そして、腸内細菌のバランスは、年齢とともに変化していきます。

話題の植物性乳酸菌のラブレ菌
これもまた業界初の細かい菌が
腸まで届くナノ型乳酸菌、その他6種類の配合です。
 

 

そして、なんといっても、2粒で5000億個という大量の乳酸菌です。

 

話題の乳酸菌が8種類!2粒で5000億の乳酸菌
 

商品はこんな感じで梱包されています。 
 

乳酸菌2袋の内1つがこんな感じです 
 

乳酸菌2袋の内もう1つがこんな感じです 
 

この乳酸菌で悩みを解決しましょう
 

 

「ラブレ菌」はインターフェロンを体内で産生する

大腸菌

生まれたばかりの赤ちゃんの腸内には

まず大腸菌などが現れますが、生後3~4日から有用菌の代表であるビフィズス菌が現れ、これが99%以上を占めるようになります。

 

嫌気性菌・バクテロイデス

離乳期を境にして

バクテロイデスなどの嫌気性菌

(酸素をきらう菌)が優勢となり、ビフィズス菌は10~15%ぐらいに減ってしまいます。

 

個人差はありますが、普通、成年期まではこの状態を続けます。

ところが、50歳代の後半を境に、ビフィズス菌はさらに急速に減り始めます。

代わりに、有害菌の代表であるウェルシュ菌や大腸菌がふえてきます。

 

これが「腸内細菌の老化」です。

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ウェルシュ菌

一般に、若い人なら10人中5人にしかみられないウェルシュ菌が、高齢になると10人中8人にみられます。

また、検出された人の菌数も、若い人は糞便一gあたり1000~10万個ですが、お年寄りは一億個とかなり多くなります。

 

シワや自髪などの老化と同じく

腸の中でも老化が進んでいるわけです。

 

そして、腸の老化は、全身の老化につながる重大な意味を持っています。


ラクシュミ ラブレファイバー顆粒 60袋入(ラブレ菌配合)(腸内フローラ 腸活サプリ
 

有用菌は癌(ガン)を予防し、免疫力を向上させコレステロールを下げる

表でわかるように

ビフィズス菌をはじめとする有用菌は、病気を防いで若さを保つ働きをたくさん持っています。

 

とくに、癌(ガン)を予防し

コレステロールを下げ

肝臓の負担を軽くするなど

癌(ガン)や動脈硬化、肝臓病などを防ぐために大いに役立ってくれるのです。

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癌(ガン)の中には、腸内に排泄物が長くとどまると起こりやすくなるものがあります。

たとえば大腸癌(ガン)は便秘で腸内に発癌(ガン)物質が長くとどまると発生しやすくなります。

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最近の研究では

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これらの癌(ガン)予防にはとくにビフィズス菌などの有用菌が効果を発揮します。

 

また、腸内の有用菌は体の免疫系を刺激し、抵抗力を高めます

この意味では、感染症や癌(ガン)全般の予防に役立ちます。

 

逆に、有害菌は、有害物質や発癌(ガン)物質を作り出し、体を癌(ガン)感染症にかかりやすい状態にしてしまいます。

有害菌が多いと、動脈硬化や全身の老化も進みやすくなります。

こういうやっかいな有害菌が、加齢とともにふえてきてしまうのです。

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腸内の状態の見分け方

腸内細菌のことを知ると、自分の腸に、どのくらい有害菌がいるかが気になってくるものです。

これは厳密には便を検査しないとわかりませんが、おおよそのところは簡単にチェックできます。

自分の便を観察すればよいのです。

 

ビフィズス菌などの有用菌が多い場合

ビフィズス菌などの有用菌が十分にあると、便は黄色っぽく、甘酸っぱいようなにおいがします。

赤ちゃんの便がきれいなのも、腸内にビフィズス菌が多いからです。

 

ウェルシュ菌などの有害菌が多い場合

ところが、ウェルシュ菌などの有害菌が多いと、黒っぼく悪臭の強い便が出ます。

 

便は腸内細菌のバランスを知る重要な情報源で、いわば「腸からの便り」です。

普段から、観察する習慣をつけておくとよいでしょう。

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さて、便を観察した結果、黒くてくさくても、落ち込んだり、あきらめたりする必要はありません。

実際の年が高齢でも、見かけが若い人や体力の強い人がいるように、腸内細菌の老化も努力しだいで防げるのです。

 

腸内の老化を進める三大原因

腸内の老化を進める三大原因

・食事

・ストレス

・薬剤

です。

 

食事

食事については、たんぱく質や脂肪に偏った食事を続けていると、有害菌がふえてきます。

 

ストレス

また、強いストレスに長くさらされるほど

腸内細菌のバランスが狂い、有害菌がふえることもわかっています。

 

1976年に、アメリカで2人の宇宙飛行士の腸内細菌叢の変化を調べた研究がありますが、それによると、彼らが精神的ストレスを強く感じたとき、有害菌は急激にふえたということです。

 

薬「抗生物質」

薬については

抗生物質などを長期間使うと、有害菌がふえやすいことが知られています。

こうした要因があると、若い人でも、腸内年齢が老化していることがあります。

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ストレス・食生活・薬が腸の老化を進める

ストレスに囲まれ、脂肪の摂取がふえている現在、若い人でも腸内細菌のバランスをもっと気づかう必要がありそうです。

ストレスや薬の乱用をさける一方、食生活でいくつかの工夫をすると、腸内年齢を若くできます。

 

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