頭には重要なツボがたくさんあります。
頭全体を指などでマッサージして刺激すれば健康増進になります。
その効果は、脳梗塞の予防や脳梗塞になった後の後遺症(マヒ)などの改善に有効的なのです。
今回は、脳梗塞の予防に頭ツボマッサージするのが効果的!頭のツボを図で解説していきたいと思います。
参考にしてみてください。
■当記事の内容はこちら
2.頭のツボ「正営」
3.症状のあるほうにくぼみができている
4.頭のツボマッサージは脳梗塞予防に効果的
頭は健康を守る司令塔の役目
頭には
・自律神経系
・ホルモンなどの内分泌系
・免疫系
の中枢が集まっていて、いわば体の健康を守る司令塔の役目をしています。
この点については、東洋医学でも同じ見解を持っています。
頭は非常に重要な部分とされ
臓器を支配している経絡(東洋医学でいう一種のエネルギーの通り道。ツボはこの上にある)のほとんどがここに集まっているのです。
頭のツボ「正営」
経絡図などを見ると、一部の経絡は頭に到達していないように描かれていますが、実際にはそうした経絡は頭の中を深く潜行して、頭部にいたっていることを古典は教えています。
にもかかわらず、頭のツボといえば
一般的には頭頂(頭のてっぺん)にある百会(ひゃくえ)しか知られていません。
頭のツボ「百会(ひゃくえ)」についてはこちらもご覧ください
たしかに、百会(ひゃくえ)は
全身のツボの中でも、とりわけ重要なツボですが、頭にはそれ以外にも、驚くほどの効果を秘めたツボや急所がたくさんあるのです。
たとえば、正営(しょうえい)というツボです。
正営は、次のように探します。
真っすぐ前を見たときの瞳の位置から
頭のほうへ登っていくと
髪の生えぎわに臨泣(りんきゅう)というツボがあります。
そのツボから、さらに指幅四本(人さし指から小指までの四本をそろえたときの横幅)上がったところに正営があります。
ハゲ上がったり、髪が薄くて、前の髪の生えぎわがハッキリしないときは、頭皮と顔皮(顔の皮膚)の光沢の違いで見定めます。
症状のあるほうにくぼみができている
正営(しょうえい)には
さまざまな効果がありますが
とくに注目したいのは脳梗塞の後遺症(片側の手足のマヒなど)によく効くことです。
また、そうした症状があるときは、
その症状がある側と反対側の正営(しょうえい)にくぼみができていますので、意外に見つけやすいツボです。
このツボは、家庭では次のように刺激してください。
まず、ぬり箸の頭の丸い部分(ハシの先ではない。箸は必ずぬり箸を使う)で、頭皮全体を気持ちのいい強さで、ゴシゴシとこすります。
そして、へこみのある正営に箸の頭を当てて、ギュッと気持ちよく押します。
全部で1分ほど行うと、頭がスッキリとしてくるはずです。
これを1日2回行います。
もちろん、箸でなくても指で出る場合は指で頭のツボをマッサージしてあげてください。
頭のツボマッサージは脳梗塞予防に効果的
頭の表面には、脳の内部から頭蓋骨を抜け出てくる静脈が無数にあり
頭皮の刺激でこれらの血流が促されることにより、脳全体の血液循環がよくなります。
したがって
この正営を中心とした頭のぬり箸刺激は、脳梗塞の予防にもなります。
現在、健康でも、正営にへこみのある人は、このぬり箸刺激を続けて脳梗塞を予防しましょう。
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