シェイプアップ効果抜群で、腰痛やひざ痛の改善が期待できるダイエットシューズをご紹介しましょう。
ダイエットシューズは、はいているうちに自然に足の働きが高まり、下半身の筋肉トレーニングができるように考え出された靴なのです。
今回は、ダイエットシューズ効果が意外にスゴイ!
贅肉を落とすし、腰痛もひざ痛も改善するダイエットシューズと歩き方の方法についてお話しします。
ダイエットシューズはシェイプアップ効果抜群
一般に、ウォーキング(歩くこと)は体にいいことだと推奨されています。
確かに、歩くことは優れた運動なのですが、正しい歩き方ができているかどうかが問題です。
正しい歩き方とは、足全体を使った歩き方のことです。
「ももを使って歩く」というとわかりやすいでしょう。
最近は、ももを使わずに、ひざから下だけを使って歩く人が多いのです。
ひざが曲がり、おしりが落ちた歩き方をしています。
ひざを伸ばして歩くためには、ももの前側の筋肉やすねの前側の筋肉が頑張って収縮しなければなりません。
ところが、反対側にある、ももの後ろ側の筋肉やふくらはぎの筋肉が縮んで固くなっているために、ひざが伸びるのを邪魔しているのです。
しかも、足の前面の筋肉は運動不足のため弱っている場合が多く、足の後ろ側の筋肉を十分に伸ばすことができません。
さらには、直立したときに、ふくらはぎの筋肉はより緊張が強まるので、ひざの曲がった姿勢になりやすいのです。
ところが、かかとをつま先よりも高い位置で支えてやると、ひざを楽に伸ばすことができるので、かかとの高い靴を好むようになります。
このことが、ふくらはぎの筋肉をさらに縮めてかたくするのです。
ふくらはぎや、ももや腰の後ろ、背中など、体の後面の筋肉がかたくなると、体を機敏に動かす能力が低下します。
それが要痛やひざ痛の原因となり、全身の老化が促されるのです。
また、足の前面の筋肉が弱って後ろの筋肉も縮まると、つま先立ちが、うまくできません。
体を、つま先でしっかり支えることができないと、ひざを伸ばした状態で歩幅を広げて力強く歩くのが難しくなります。
その結果、歩幅が小さくなり、しかも転倒を防ぐために左右に足を広げて、横揺れしながら歩くことになります。
そんな状態で、体によかれと無理に歩幅を広げてせっせと歩いていては、ひざや腰などに負担をかけることになって、むしろ有害でしょう。
ダイエットシューズでの歩くとどうなる?
ダイエットシューズは
歩くとき、靴底が滑らかな円弧を描くように、かかとをアーチ状にカットしてある靴です。
従来の靴の常識を打ち破った独特のスタイルをしています。
この靴をはいて歩くと、足を前に振り出して、カットされたかかとを着地させるとき、つま先が上を向き、自然とひざが伸びます。
そして、後ろの足をけり出して体重が前の足に乗るときも、ひざは伸びた状態です。
そのまま、かかとからつま先に滑らかに重心が移動し、足の裏全体で順序よく体重を受けられます。
ダイエットシューズをはいて歩くと
ひぎを伸ばしたまま、重心をかかとからつま先ヘスムーズに移動させる、正しい歩き方が自然とできます。
その結果、縮まっていたふくらはぎやももの後面の筋肉を、無理なく伸ばすことができます。
また、立ち止まっているときには、つま先立ちとかかと立ちをくり返すことができます。
ダイエットシューズの効果
ストレッチ効果
かかとで立ってつま先を上向きにすると、ふくらはぎやももの後ろの筋肉のストレッチができます。
かかとをつけずにつま先で立つときは、おなか、腰や背中の筋肉が適度に緊張するので、よい姿勢が保てます。
かかと立ちとつま先立ちを、シーソーのようにくり返すと、足の筋肉が収縮、弛緩して、いわゆるミルキングアクション(乳搾りのような運動)が行われ、足先をはじめ全身の血行がよくなります。
冷え性の改善
重症の冷え症が、この靴をはいたらすっかり治ったという人は、少なくありません。
さらにバランス感覚も養われます。
ダイエットシューズをはき続けると、正しい歩き方が身につき、筋肉が強化されます。
バランス感覚がよくなり、血行が改善されるので、足腰の弱った現代人に、さまざまな効果をもたらすことが期待できます。
シェイプアップ効果
歩くときは、ふだんはいている靴よりも多くの筋肉を使うので、エネルギー消費が高まります。
足腰やおなかの筋肉を適度に使って引き締めるので、自然にぜい肉が取れ、ヒップアップ効果やシェイプアップ効果が期待できるでしょう。
ダイエットシューズでの歩き方
シェイプアップ効果を期待する人は
ダイエットシューズをはきながら、腹式呼吸(腹を膨らませるように行う呼吸)を心がけるといっそう効果的でしょう。
特に息を吐くとき、ロウソクの火を一気に吹き消すときのように強く吐き出しましょう。
ダイエットシューズの外見から、この靴をはくと不安定ではないかと思われがちですが、実際にはいてみると、とてもはきやすく、安定するものです。
悪い歩き方のくせがついた人は、ダイエットシューズのはき始めに、つま先だけを使って歩くことがあります。
こういう人は、ひぎを伸ばして、かかとから着地し、続いて重心をつま先に移動するという歩き方を覚える必要があります。
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ダイエットシューズをはきなれると、気持ちがよく、体調も好転するので、一日じゅうはいていたいと、多くの人が希望します。
外出時だけでなく、台所仕事のときにスリッパ代わりにはく女性がいますが、これはとてもいい方法でしょう。
しかし、重い荷物を持ち運ぶ職業の人などは、ダイエットシューズをはいたままでは、絶対に仕事をしないでください。
店員など立ち仕事をしている人、自動車の運転をする人などは、仕事中にこの靴を使うと、体が楽になって疲れにくくなるでしょう。
ただし、ダイエットシューズをはきながらのスポーツやトレーニングは、必ず、この靴のことを理解している指導者のもとで行うようにしてください。
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