あなたは、バナバ茶を聞いたことがありますか?
バナバは糖尿病の予防や健康促進に効果的でまた、バナバ茶をただ飲んでいるだけでダイエットもできたという声が多いのです。
今回は、バナバ茶の成分と効能がすごい!ダイエットに効果がある飲み方について体験談とともに紹介します。
バナバ茶の成分と効能がすごかった!
バナバとは、東南アジア一帯に自生するミソハギ科の多年性常緑樹で、日本名をオオバナサルスベリといいます。
フィリピンでは、このバナバの葉の煎じ液(お茶)が、糖尿病などの民間薬として古くから使われています。
実際にフィリピン政府植物産業局は、バナバを「医薬用植物」に指定しているほどです。
日本でも、広島大学医学部総合薬学科活性構造化学教室の山崎和男教授や、東北薬科大学薬学部生薬化学教室の大澤啓助教授らにより、バナバの葉の持つ血糖降下作用に関する実験結果が報告され、バナバがにわかに注目を浴びるようになりました。
現在、日本国内では、バナバの葉のティーバッグや粉末状のお茶が、薬局、健康食品店、スーパーなどで市販されています。
バナバは食物繊維、亜鉛、マグネシウムなどが豊富で、しかもカフェインを含まないことから、一般家庭にも急速に広まりつつあるようです。
さて、今回、バナバ茶について取材をするなかで、実際にバナバ茶を飲まれた方々から
「食事制限をしたわけでもないのにダイエットできた」
「気がついたらおなかがへこんでいた」
という声を多数耳にしました。
ほとんどの人が、ダイエットが目的ではなく、健康の増進・維持のためにバナバ茶を飲んでいたにもかかわらず、体に無理のかからないダイエットに成功していたのです。
ダイエットに成功された方々は、バナバ茶を飲んでから便や尿の出がよくなったといいます。
バナバ茶ダイエットの秘密は、この緩下作用(ゆるやかに便通をつける働き)と利尿作用(尿の出をよくする働き)にあるようです。
この二つの作用が高まれば、老廃物(体内で不要になり排出されるべき物質)が便や尿とともに排泄され、新陳代謝(新旧の物質の入れ替わり現象)が活発になるからです。
バナバ茶の効果的な飲み方
それでは、具体的な飲み方について説明しましょう。
ティーバッグタイプのバナバ茶の場合、ティーバッグ1袋を約1ℓのお湯に入れ、2~3分間煎じます。
きゅうすを使用するなら、ティーバッグ1袋を入れたきゅうすにお湯をそそぎ、ふたをして2~3分間蒸らします。
ティーバッグ1袋で3回程度使用できます。
できたバナバ茶は、温かいまま飲んでも、冷やして飲んでもかまいません。
最低でも1日3回、胃での吸収のよい食事前に200ml程度ずつを飲むようにしてください。
もちろん、これ以上の量を飲んだからといって、体に害が出ることは考えられません。
好きなときに好きなだけ飲んでけっこうです。
きびしい制限のあるダイエット法は、ストレスの原因となり、かえってダイエットの妨げになります。
ただし、バナバ茶を飲んでいるからといって、栄養的に偏りのある食事をとったり、ドカ食いをしたりしては、ダイエット効果は期待できません。
栄養バランスのとれた腹八分めの食事と適度な運動を心がけたうえで、バナバ茶を飲むようにしてください。
肥満は、単にスタイルだけの問題ではなく、成人病を引き起こす最大の要因にもなります。
バナバ茶を日常生活にうまくとり入れ、健康的なダイエットをしましよう。
ここからは、51歳会社経営男性の体験談です。
バナバ茶で13キロ痩せウエストも9cm縮小した体験談
身長169cmで体重77.5キロ。
それが、昨年までの私のサイズでした。
3~4四年前までは72キロ前後でしたから、この間に5キロも太ったことになります。
この5キロの増加は、体に悪影響を及ぼしていました。一昨年、定期検診のつもりで受けた人間ドックで、血糖値(血液中のブドウ糖の濃度)が高いといわれてしまったのです。
血糖値が高いといっても、糖尿病と診断されたわけではありません。
具体的な数値は忘れましたが、もう少しで糖尿病と診断されるほどの血糖値の高さだった、と教えられました。
もともと私は尿糖が出やすい体質だったのですが、ついに本物の糖尿病候補者となってしまったのです。
お医者さんからは、「糖尿病になってしまってからでは遅い。とにかく、まずはダイエットをするように」と忠告されてしまいました。
しかし、なかなかダイエットに取り組む気は起こりませんでした。
ところがしばらくして、毎日深夜の3時に目を覚ますほどトイレが近くなったり、疲れやすくなったり、また腰がだるくなったりというように、しだいに不快な症状に悩まされるようになってきたのです。
そこで一念発起し、早朝に30分ほど散歩することと、食事の量を腹八分めにすることにしました。
そのかいあってか、先にあげた不快症状はしばらくして解消しましたが、体重に変化はなかったのです。
そんな状態が続いていた昨年の6月、バナバ茶というフィリピンの薬草茶を知り合いにすすめられました。
以前からバナバ茶に興味を持っていた私は、バナバ茶を知人から分けてもらい、さっそく飲んでみることにしました。
バナバ茶の作り方・飲み方
私は、1.5ℓの水をやかんに入れて沸騰させ、火を止めてからバナバ茶のティーバッグ1袋を放り込み、自然に冷ましてバナバ茶を作りました。
飲み方は、普通のお茶と変わりありません。
食事やお茶の時間に、飲みたい量を飲むだけです。1.5ℓのお茶を、2~3日で飲みきっていました。
バナバ茶の効果
こうして6ヵ月間
毎日欠かさずバナバ茶を飲み続けたところ、77.5キロあった体重が13キロも減り、64・5ロキになったのです。
急激に痩せたのではなく、ゆるやかなカーブを描くように、自然な形で痩せていったので、自分でも痩せたことに気がつかなかったほどです。
私の場合、ぜい肉がついていたおなかのまわりが、とくに細くなりました。
94cmもあったウエストが9cm減の85cmになったのです。
そのため、以前はいていたズボンはブカブカになり、サイズを直さなければなりません。
そのたびに妻に迷惑をかけましたが、「健康のことを考えれば、ズボンの修理の手間なんて安いもの」と、喜んでくれています。
また、知人からは「最近、えらく痩せたけど、病気でもしたの?」と、よく声をかけられました。
高血糖を指摘されて以来、病院に行っていないので、現在の血糖値は不明ですが、体のキレがとてもよく、問題はなさそうです。
バナバ茶を飲み続けることができたのは、なんといってもクセのない味のせいだと思います。もし、薬草特有の青くさい味だったら、こうして飲み続けることは無理だったでしょう。
糖質研究のプロがつくった健康茶
バナバ茶の効能
糖尿病になりやすい体質には
1.ストレスを感じやすいタイプ
2.急激に体重が増加するタイプ
があります。
後者の夕イプの人は、東洋医学では胃熱(胃の働きが異常克進し、食欲が増す症状)と考えられ、食欲を抑えることが大切になります。
バナバは、紫薇葉(しびよう)というミソハギ科の生薬(漢方薬の原材料)の仲間です。
紫薇葉は、内臓の働きの亢進状態(こうしんじょうたい)を抑え、胃熱を取る作用のあることがわかっています。
腹八分めの食事を続けることができたのは、バナバ茶により胃熱が取れたためでしょう。
加えて、新陳代謝(新旧の物質の入れ替わり現象)が高まり、13キロのダイエットに成功したのだと考えられます。
なお、現在は通院していないとのことですが、体のキレがよいといっても、素人判断は危険ですので、必ず病院へ行き、血糖値を測るようにして体調管理をしましょう。
バナバ茶の効果については以下記事でも詳しく紹介しています。
⇒バナバ茶を飲むだけで出産後の太った私が2ヶ月で7kg痩せた!
コメント