「疲れが取れない!」「足のむくみ」などお悩みの方は多いはず?
特に女性の方はこの症状になる人が多いようです。
今回は、尿の出が悪く足のむくみが激しかったが疲労回復に足裏に湿布を貼ったら解消したという30歳主婦の方の体験談をご紹介します。
湿布を足裏の土踏まずに貼れば疲れ・足のむくみがとれる?
一昨年の終わりか、昨年の初めのことです。
私は、よく行く薬局で、長さ6~7cmで幅が4cmほどの、(商品名『サロンパス、サロンシップ、トクホン、モーラステープ、ロキソニンテープ』の試供品をもらいました。
湿布といえば、肩や腰、背中にはるものと相場が決まっています。
しかし私は、肩こりはときどき感じていたものの、そうした湿布薬をそれまで使ったことがありません。
そこで私が、自分は使わないだろうと断ると、こういわれたのです。
「肩や腰じゃなくて、足の裏の土踏まずに貼ると、疲れやむくみが取れますよ」
そのような使い方は初耳でしたが、この言葉に私はひかれるものを感じました。
というのも、私は仕事などで疲れたときの、足のむくみをなんとかしたいと思っていたのです。
私はパートタイムで仕事をしています。
それは、代用の看護婦です。
産体などで、しばらくの間、職場を離れなければならない正規の看護婦に代わり、私がその仕事を務めるのです。
パートタイマーとはいっても、その仕事内容は、正規の看護婦となんら変わりません。
勤務時間中は、ほとんど立ちっぱなしで、そのせいか、勤務の日は、午後になると足のむくみを感じることがありました。
悩みは足のむくみと尿の出が悪い事
足がむくむのは、仕事の忙しいときばかりとはかぎりません。
夏場など、ちょっと水分を多くとっていると、それだけですぐ、足がパンパンにむくんでしまうのです。
これには、尿の出が悪いことも関係しているのでしょう。
私の場合、トイレに行く回数が、とくに少ないわけではないようですが、一度に出る尿の量が、あまり多くないような気がします。
思い返してみると、尿の出が悪くなり、足がすぐにむくんでしまうようになったのは、二十代の半ば、出産をしてからのことです。
もしかすると、出産を経験して、体質が変わってしまったのかもしれません。
このようなことから私は、疲れが取れれば足のむくみも解消できるかもしれないと考え、一度は断ったものの、薬局から湿布薬をもらって帰ることにしました。
足裏に湿布を貼った効果
さっそくその晩、ふとんに入る前に、湿布を両足の土踏まずのところに、タテに貼りました。
そしてそのまま、朝まで眠ったのです。
スッキリと目覚めて体のだるさがない
翌朝はスッキリと目が覚めました。
眠っても疲れが残っていると、朝起きるときも体が重くて辛いものです。
ところが、その日はそんなだるさがありません。私は「足の裏の湿布が効いてるんだ」と、うれしくなりました。
尿の出が良く足のむくみ、疲れがスッキリと取れた
また、日中になると、尿の出が良くなったことを実感しました。
トイレに向かう回数は前日までと変わりありませんが、一回につき、たくさんの尿が出るようになったのです。
このためか、その日はいつの間にか、足のむくみがスッキリと取れ、足の疲れもありませんでした。
私が、足裏に湿布を貼るのは、毎日というわけではありません。
足のむくみや疲れを感じるときだけ、その都度それを解消するために行っています。
実行すればてきめんに効果がありますし、最近では、足の疲れを感じることそのものも少なくなってきました。
体も軽くなった感じがするので、たいへん重宝しています。
足裏の湿布療法についてはこちらもご覧ください。
足裏のツボで疲れや足のむくみを解消できる
整骨院院長よりお話しを伺いました!
足がむくみやすく、尿量が少ない人は、体の水分代謝がうまくいかない体質と思われます。
いわゆる「体の水はけ」が悪いタイプです。
女性の場合、ホルモンのバランスがくずれやすい出産などをきっかけに、このような傾向が強まることも多いようです。
足の裏の土踏まずには、腎臓や尿管と関係し、体の水分代謝を促す反射区(体の諸器官と連動したゾーン)があります。
ですから、今回の体験者のように土踏まずに湿布を貼って、この反射区をうまく刺激すると、尿量がふえ、むくみも解消できたのでしょう。
同じ土踏まずでも、下図のようにやや指先寄りに湿布を貼ると、なお良いでしょう。
土踏まずの指先寄りには、東洋医学の腎経という経絡(生体エネルギーである気の通り道)の代表的なツボである湧泉(ゆうせん)があります。
腎経は、体の水分代謝をつかさどる経絡なのです。
ですから、湿布を少し指先寄りに貼ることで、湧泉を通じて腎経も刺激すれば、むくみの解消にはさらに効果的だといえます。
足裏ツボ:湧泉(ゆうせん)についてはこちらもご覧ください。
この療法は、足のむくみを感じるときだけでなく、できれば毎日継続して行うとよいでしょう。
むくみが取れるだけでなく、むくみのできにくい体質に近づくことができるはずです。
足裏ツボ:湧泉(ゆうせん)についてはこちらもご覧ください。
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