深呼吸歩きを知っていますか?
題名にもあるように年齢と運動の意外な関連性があります。
今回は、25歳をすぎたら激しい運動は逆効果?深呼吸歩きが最適な訳とはについてお話しします。
成人病と脂肪(肥満)の関連とは?
成人病というのは
原因のほとんどが脂肪と関連していますよね。
実際、糖尿病、高血圧、心筋梗塞、動脈硬化などの成人病が、太った人に多いことがそのことを表しています。
逆にいえば、体に余分な脂肪をためないようにすることが、成人病を防ぐことでもあるといえますよね。
中年になって肥満し、成人病になるのは
脂肪がたまるとともに、筋肉量が減ることに問題があります。
筋肉さえしっかりしていれば、脂肪は効率よく燃やされ、炭酸ガスと水に分解されます。
筋肉がへっているかどうかは、お腹を見ればすぐにわかります。
お腹がせり出しているのなら、脂肪がたまり始め、筋肉がへっている証拠です。
25歳をすぎたら、激しい運動は体に良くない!?
単純な私は、お腹がせり出してきたら、筋肉をきたえるような運動をすればいいと考えますが、実はそうでもないみたいです。
筋肉をつけようとすると、大きなエネルギーが消費されることになり、その過程で活性酸素(攻撃性の強い酸素分子。万病の元)という猛毒が発生してしまうのです。
実は、25歳くらいまでの若い間までなら
活性酸素の毒を中和する能力があるので、筋肉をつけるために激しい運動をしても害はないそうです。
ですので本来は、この時期までに筋肉をつけて、あとはそれを衰えさせないようにすることなのです。
でも、もう25歳過ぎてるし。どうすればいいの?となりますが、
結論からして、
25歳をすぎたら、激しい運動は避けて筋肉を維持し、脂肪を効率よく燃やすようなゆるやかな運動をすることです。
いわゆる「深呼吸歩き」です。
「深呼吸歩き」とは
息を鼻から吸って口から吐いて歩く
まず、①5分間、複式呼吸をしながら歩きます。
やり方は、歩きながら鼻から息を吸い、お腹をふくらませます。
次に、②歩きながら口からゆっくり息を吐きながら、お腹をすぼめていきます。
歩く速さは、普段よりゆったりしたスピードにします。
それが、終わったら、③今度は早歩きを20分行います。
この時は、腹式呼吸を行わなくても構いません。
普段歩くより少し早いスピードで、軽く息がはずむ程度にサッサッと歩きます。
最後に、④再び深呼吸歩きを初めと同じ要領で5分間行います。
歩くときは、背筋を伸ばし、腕を大きく振り、かかとで着地をして、つま先でしっかりと地面をけって歩きます。
簡単にいえば、いつも歩いているより、少し大股で歩くと、自然と背筋が伸び、正しい姿勢で歩けるようになります。
実は、筋肉の三分の二は下半身についているといわれています。
歩くときに大きく手を振れば、ほぼ全身の筋肉が使われ、その衰えを防いでくれます。
おわりに
私も、筋肉維持のためランニングと歩行の双方を取り入れています。
まーランニングだけでは続かないというのもありますが。
是非、健康維持に取り入れてみてください。
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