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リウマチ

関節炎で関節が腫れて痛くなる「関節リウマチ」とは

2017/10/18

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関節リウマチは関節の腫れや痛みが中心となる病気で、およそ100人に1人の割合で発症すると言われています。

関節リウマチの早期発見のために知っておきたいお話をうかがいました。

 

 関節リウマチの初期に多い症状とは

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 関節リウマチは、

手首や指を中心に関節が腫れて痛くなる病気です。

ただ、個人差があり、肘だけが痛むという方もいますし、朝起きたら全身の関節が痛んで動けなかったというような方もいます。

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ぜひ知っておいていただきたいのは

関節リウマチの初期には足の親指の付け根や足の裏に違和感がある場合が多いということです。

例えば、正座をした後に足の裏がしびれる感覚、もしくは裸足で歩いた時に足の裏に何かが付いているような感覚に近いものです。

 

この段階で受診される方はなかなか少ないのですが、手首などの痛みがひどくなって受診された関節リウマチの患者さんにお話を聞くと、そういえば最初は足の裏に違和感があったとおっしやる方が3割ほどいます。

 

関節リウマチはどのようなきっかけで発症するのか

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関節リウマチの患者さんには、ある特定の遺伝子を持つ方が多いことがわかっています。

 

しかし、この遺伝子があるだけで発症することはなく、

・歯周病

・喫煙

・妊娠・分娩

・細菌・ウイルス感染

などの環境要因が加わった時に発症するリスクが高くなると考えられています。

 

関節リウマチの診断・診察・検査方法とは

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関節リウマチの診断には、どのような検査が必要なのでしょうか?

まず、関節の症状が「いつから始まり、どの程度の痛みがどれくらいの期間続いているか」などについて問診をして、医師が全身の関節に触れて痛みや腫れ、関節が動く範囲を調べます

 

その後、

血液検査や尿検査を行い、関節のレントゲン撮影をします。

詳しく診るために、MRIやエコーなどで関節の検査をすることもあります。

以上の結果から、関節リウマチであるかどうか、関節リウマチの場合にはその活動性や進行度を判断します。

 

関節リウマチの診断で何よりも大切なのは、実際に医師が全身の関節に触れて診察することです。

血液検査や尿検査だけでは、本当に関節リウマチかどうかはわからないということを覚えておいてください。

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関節リウマチの治療方法とは

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以前は関節リウマチになると

次第に骨や関節が壊れていって、いずれ寝たきりになる病気だと考えられていました。

 

しかし、

治療が進歩した今では、

関節リウマチが完全に治ってしまうわけではありませんが、これまでどおりの生活を送ることができる「寛解(かんかい)」という状態を目指すことができるようになりました。

 

医師と患者さんでよく相談しながら、患者さんのニーズに合わせた適切な治療法を選択し、病気をしっかリコントロールしていくことができる時代になっています。

早期発見・早期治療のために、関節の痛みや違和感など気になる症状があったら早めに受診しましょう。

 

関節リウマチの「寛解」とは何?

関節リウマチが完全に治ってしまうわけではないのですが、関節の痛みや腫れなどの症状がほとんどなくなって日常生活に支障をきたすことがなく、関節破壊の進行がほぼ抑えられている状態のことを寛解と言います。

具体的には、治療を続けながら今までどおりに仕事や家事・育児に励んだり、趣味を楽しんだりすることができる状態です。

それを可能にしたのが、近年使われるようになった「生物学的製剤」と呼ばれる薬です。

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初期の患者さんの場合、

「これくらいの関節の腫れや痛みならまだ平気です」とおっしゃる方もいるのですが、5年後、10年後を見据えてできるだけ早い段階で寛解を目指して治療を開始することが重要です。

病気のコントロールができず関節の破壊が進行していくと、日常生活動作が困難になり、いずれ手術が必要になる可能性があります。

ですので、関節リウマチの患者さんには主治医の先生に「今のままにしていたら、将来どうなるのですか?」ということを必ず聞いたうえで、最適な治療法についてよく相談いただくことをお勧めします。

 

関節リウマチは、妊娠・出産も可能か?

実際に、妊娠・出産そして育児をされている関節リウマチの患者さんは多くいらつしやいます。

もともと関節リウマチがあると妊娠しにくいので、病気をしっかリコントロールして妊娠しやすい状態にしておくことが大切です。

妊娠を希望される場合には早めに主治医に伝えて、妊娠・出産に向けた治療計画を立てる必要があります。

 

日常生活で関節リウマチの患者さんが注意すべき点

第一に、関節に負担をかける動作はできるだけ避けることです。

また、関節リウマチの症状がある関節に負担がかからないように、道具の持ち方などを工夫してみるとよいでしょう。

関節ヘの過度な負担や使い過ぎはよくないのですが、かといって症状がおさまった後も安静にしすぎると筋肉が固くなってしまいますので、日常生活ではごく普通のレベルで動かすよう心がけましょう

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関節リウマチと上手につきあっていくためのポイント

わからないことや心配なことなどがあれば、主治医をはじめ医療スタッフに遠慮なくお話して聞くことでより良い治療につながります。

また、関節リウマチと上手につきあっていくうえでは患者さん自身が正しい知識を得ておくことが求められますので、市民(都民)公開講座などの機会を利用して情報収集してください。