元気ができない。気力や体力がでない。
そんな時は、山芋スープはいかがでしょう?
山芋は滋養強壮や体力回復に効果的な食材です。
今回は、膵臓炎でインスリン投与となり、勧められた山芋スープで食事療法を実施。
発症していたヘルペスも治り胃腸が回復!気力・体力共に復活したと話す会社経営をしている46歳男性の体験談をご紹介します。
激しい腹痛と高い血糖値
朝起きると、急に激しい腹痛におそわれた私は、救急車で病院に運ばれました。
検査を受けたところ、血糖値(血液中のブドウ糖濃度。正常値は空腹時60~110)が800ミリもあることがわかり、糖尿病と診断され、その場で入院することになりました。
その後の検査でわかったのですが
激しい腹痛と血糖値が異常に高くなったのは、膵臓が炎症を起こしていて、インスリン(膵臓から分泌される血糖値を下げるホルモン)がまったく出ていなかったからでした。
その原因は、四月に旅行に行った先でカゼのウイルスに感染し、それが膵臓に入ったからだそうです。
インスリンと食事療法
ともあれ、入院中はインスリン注射を打ったり、食事療法を行ったりした結果、三ヵ月ほどで退院できました。
そして退院後も、インスリン注射を打つことと食事療法を続けていったのです。
すると入院前は身長170cmで85kgもあった体重が、退院時には70kgにへり、自宅に戻ってからは、さらにニカ月ほどで60kgまでにへりました。
太りすぎだった私は、
減量できたのはうれしいことですが、
困ったことに体力や気力まですっかりなくなってしまったのです。
私は保険代理店を経営しており
毎日新規のお客様を獲得するために走り回っていました。
ところが、退院後は仕事をする気が起こらず、現状維持がやっと。
保険代理店にとって新規獲得をしないことは命取りになります。
体力と気力低下によるヘルペスの発症
このような状態でいたところに、
さらに、ヘルペス(帯状疱疹)の症状が鼻から左目にかけて現れてきたのです。
ヘルペスは病院の治療でよくなりましたが、ルーペ(虫めがね)を使わなくては新聞が読めないほどまで、急に視力が落ちてしまいました。
漢方薬局ですすめられた「山芋のスープ」
そんな私が山芋のスープを飲むようになったのは、昨年の十二月になってからです。
現代医学では、
体力や気力の減退に対する決定的な治療法はないと聞き、
漢方薬局に相談したところ、
「体力をつけるには、これが一番」と山芋のスープをすすめられたのです。
とても簡単です。
乾燥ヤマイモ(山薬) 10gを土びんに入れ、700mlの水をそそぎ20分ほど弱火で煎じます。
出来上がりの半量の350mlくらい。
そのままではなんの味もなく物足りなかったので、塩とコショウで味つけをしてマグカップにそそぎ、熱いうちに飲みました。
私はヤマイモスープを週に三回ほど、とくに時間を決めずに飲んでいます。
また、生のヤマイモが出回る十二月から春先までは、すったヤマイモをみそ汁の具として飲んだり、水炊きなどの鍋にスプーンですくって入れ、つみれのようにしてよく食べていました。
一回に食べるヤマイモは100g程度だったでしょう。
山芋のスープの効果
このような方法で、
ヤマイモスープを飲み始めたところ
二ヵ月ほどすると驚くほど体調がよくなってきました。
まず食欲がわいてきました。
食べ物のおいしさがよくわかるようになったし、食べた物すべてが、私の力となるように感じられるのです。
さらに、体重が2kgふえ、新聞はヘルペスにかかる前のようにルーペなしでも読めるようになりました。
そのうえ、仕事も以前のようにやる気が出て、「社長は元気だねえ」とお客さまからよくいわれます。
二ヵ月前まであんなに体調がすぐれなかったとは信じられません。
山芋は糖尿病や内臓機能の治療薬
糖尿病になると
口が渇き、体力、気力が減退します。
体力、気力の回復は人間の体にそなわっている自然治癒力に頼るしかありません。
糖尿病の対策についてはこちらもご覧ください
これを助けるのが、
ヤマイモなどの自然の食物や薬草です。
ヤマイモは糖尿病の治療薬としてよく利用される八味地黄丸(はちみじおうがん)にも配合されており、口の渇き、血糖値のコントロールに有効です。
滋養強壮効果もあるので、弱った体の回復をも助けます。
胃腸の調子も整えてくれるので、食欲がわき、さらに体力の回復が早まるというわけです。
体力、気力の充実がなによりの証拠です。
こうなると内臓の機能も活性化します。
ヤマイモの薬効の一つに耳目聡明(耳や目の機能を強化する効果)がありますが、その効果をすみやかに発揮し、視力も回復したと考えられます。
山芋の効果についてはこちらもご覧ください
コメント