ロコモティブシンドロームとは?ロコモの予防と対策!生活に支障が。

老化防止/健康・筋力促進




「ロコモ」とは、ロコモティブ・シンドローム(運動器症候群)の略で、関節や筋肉が弱くなり、座る・立つ・歩く、などの日常的に必要な動作ができなくなってしまう状態です。

50歳以降に多いとされていましたが、近年は若い女性にも急増しているといわれています。

今回は、ロコモティブシンドロームとは?日常生活に支障が起こるロコモの予防と対策についてお話しします。

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ロコモティブシンドローム「ロコモ」の原因

ロコモティブシンドローム(ロコモ)の大きな原因

慢性的な運動不といわれており、車による移動が増えたり、エレベーターやエスカレーターを使ったりなど、日常的に体を動かす機会が減ってきていることが挙げられます。

また、社会人になると運動する機会は極端に減り、男性に比べて女性は筋肉量が少ないため「ロコモティブ症候群」になりやすいといわれています。

 

ロコモチェック診断!

①片脚立ちで靴下がはけない

②家の中でつまずいたり滑ったりする

③階段を上がるのに手すりが必要

④家のやや重い仕事が困難

⑤2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難

⑥5分くらい続けて歩くことができない

⑦横断歩道を青信号で渡り切れない。

 

①~⑦のうち、1つでも当てはまる人はロコモの心配があります。

年齢に関わらず思い当たる習慣がある場合は、日頃の生活・運動習慣を見直してみましょう。

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普段の心掛けとしては

自転車や徒歩で通勤する

エレベーターやエスカレーターより階段を使う

家ではキビキビ動き、合間に運動やストレッチを行う

買い物は歩いて行く

近所の公園や運動施設を利用し、休日は家族や友人と外出を楽しむ

歩幅を広くして速く歩く

など10分多く体を動かすことでロコモの予防につながります。

ロコモ(ロコモティブシンドローム)予防

ロコモ(ロコモティブシンドローム「運動器症候群」)は、骨・関節・軟骨・椎間板・筋肉のいずれか、または複数に障害が起こり、「立つ」「歩く」といった機能が低下している状態をいいます。

ロコモを予防するには、日頃からの運動やバランスのとれた正しい食生活が重要になります。

 

通勤・通学時の自転車や徒歩での移動

階段の利用

家事の合間やテレビを見ているときに運動やストレッチを行い

休日は近所の公園や運動施設を利用するなど、日頃から運動を心がけましょう。

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片脚立ち

背筋を伸ばして立ち、床から少しだけ片脚を上げる。

左右1分間ずつ、1日3回行う。

 

スクワット

脚を肩幅に開き、両手は頭の後ろで組む(または腰にあてるヽ背筋を伸ばしお尻を後ろに引くように体を沈める。

動作が難しい場合は、椅子からの立ち座り動作を繰り返す。

1日10~15回✕3セット行う。

 

かかと上げ

背筋を伸ばして立ち、両手を壁につく。

かかとをゆっくり上げて、その後ゆっくり下ろす。

余裕があれば片脚で。1日20~30回✕3セット。

 

※すべて動作中は息を止めず、転倒に気を付けて、壁や椅子、テーブルを支えに、無理のない範囲で行ってください。

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