「モロヘイヤ」は聞いたことあると思います。
アレルギーなどに効果がある聞きますがただの野菜ではありません。
今回は、入院するほどの重症の舌炎が「モロヘイヤ」で解消し貧血・湿疹まで改善したと話す、50歳主婦の方の体験談を紹介します。
歯科治療が原因で舌炎に苦しむ
昨年の5月中旬のことでした。
左右の上のいちばん奥の歯と、左の犬歯が歯槽膿漏になりぐらつき始めたのです。
そこで私は、親戚の結婚式に出席することをきっかけに、歯科で治療を受けることにしました。
ぐらついている両方の奥歯一本ずつと犬歯を抜き、代わりに人工の歯を入れました。
すると人工の歯を固定する金具に舌が当たり、その部分に舌炎を起こしてしまったのです。
舌炎は毎日、起こってはなくなり、なくなっては起こるのくり返し。
痛みの程度も日によって違いました。
さらに、舌全体に白い苔のようなものが生えてきて、いつも痛むようになってしまったのです。
それからは、痛みがひどく、しゃべることもままなりません。
電話もできず、顔を合わせて話をしてもこちらの言葉がうまく理解してもらえず悔しい思いをしました。
また、食事を見るだけで舌が痛くなってしまうので、牛乳や野菜ジュースといった飲み物で栄養補給をしていました。
病院での舌炎治療でも治らない
もちろん病院で治療を受けました。
それも皮膚科がいいと聞けば皮膚科に行き、また耳鼻科、内科と3つの科の医師に診てもらいました。
原因については
「歯を抜いてホルモンバランスがくずれそれが舌の神経に影響した」
「歯の治療のときに飲んだ化膿止めや痛み止めの副作用」
「歯の治療中に栄養が偏った」
など、それぞれの病院でまちまちの診断でした。
治療も「重曹でうがいをしていれば治る」といわれたり、「カンジダ菌が人より多いから、それを治します」と、抗生物質をいただいたりしました。
しかし、どんな治療を受けても舌の痛みはよくならず、かえってひどくなり、ついには4日間の入院まですることになったのです。
モロヘイヤには栄養が豊富
私がモロヘイヤの粉末をとるようになったのは、昨年の10月初めからです。
モロヘイヤはとても栄養が豊富で、当時、普通に食事をとれなかった私にはピッタリの食品でした。
しかもモロヘイヤにはβカロチンがとくに多く含まれていて、粘膜の健康を保つにはよいということでした。
幸いにもモロヘイヤの粉末は、近くのスーパーで購入できたので、さっそく水に溶かして飲み始めました。
飲んだ量は大さじに軽く山盛り一杯、これを朝、昼、晩の1日3回飲みました。
また、みそ汁やコーヒーにも入れていました。
こんなに大量に飲んだわけは、それまでの栄養不足を取り戻そうとしたからです。
モロヘイヤの効果
このようにモロヘイヤの粉末を飲み続けたところ、2週間ほどで「効いてきたな」と感じ始めました。
舌に生えていた白い苔が少なくなって、痛みも軽くなってきたのです。
舌の粘膜が強くなったような感じで、しだいに食事も食べられるようになりました。
その後もモロヘイヤの粉末を飲み続けたところ、日を追うごとに痛みがらくになり、目に見えて舌の状態がよくなっていきました。
モロヘイヤを飲み始めて2ヵ月半過ぎた現在は、舌炎も8割がた良くなり、ほとんど痛みを感じなくなっています。
私の場合、モロヘイヤは舌の痛み以外にも効果がありました。
更年期障害で貧血ぎみだったのが
モロヘイヤをとり始めてからはそれもなくなり、全身に力がみなぎってきたようです。
また、いつも季節の変わりめに手のひらや足の裏にできていた湿疹が、今年はまったく出なかったのです。
舌の痛みばかりでなく、全身を健康にしてくれたモロヘイヤは、これからもずっととり続けていくつもりです。
モロヘイヤは粘膜や皮膚の健康を保つ効能がある
モロヘイヤには粘膜や皮膚の健康を保つために必要なビタミンA (βカロチン)が豊富です。
また、不足すると口角炎や舌の潰瘍などを起こすビタミンB群も多く含まれています。
モロヘイヤでこれらの栄養素が補給できた結果、舌の症状が改善されたとも考えられます。
しかし、じつは私自身に似た経験があるので、参考までに申し上げると、舌や手足の症状は、歯科治療に用いた金具による金属アレルギーの可能性があるように思います。
あくまで私見ですが。
この場合、体質に合わない金属が溶けて消化管に入ってくると、様々な症状が全身に出てきます。
ですから、便通を整えて、体にとって有害なものを早く体外に排出するほうがよいということになります。
モロヘイヤの効果についてはこちらもご覧ください
そのためにも、モロヘイヤをとって便秘を防ぐのはよいことです。
ぜひ、モロヘイヤを上手に利用してください。
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