新鮮な野菜でつくる野菜スープ(野菜のゆで汁)。
野菜を摂るだけでなくそのゆで汁も十分健康維持に活用できます。
今回は、ギランバレー症候群と診断され骨が弱る骨粗鬆症で痛んだ足腰が野菜の野菜スープ(ゆで汁)の常飲でがぜん楽になったと話す、岡山県にお住いの62歳男性のUさんの体験談をご紹介します。
ギランバレー症候群と診断で入院生活
平成24年の7月、非常にやっかいな病気にかかってしまいました。
風邪ぎみで微熱が続いているうちに、突然、両手両足が動かなくなってしまったのです。
病院ではギランバレー症候群と診断されました。
多発性神経根神経炎(たはつせいしんけいこんしんけいえん)とも呼ばれ、体が動かせなくなる、原因不明の難病です。
すぐに入院し、治療を受けたところ、3ヵ月過ぎからは徐々に良くなりましたが、そのあと9ヵ月もの入院生活を送りました。
その後、リハビリセンターで3ヵ月間の機能回復訓練を受けました。
野菜スープ(ゆで汁)の効果
翌年の8月からは自宅療養をしています。
この時点では手足も少し動かせるようになり、健康によいことをいろいろと始めるようになりました。
野菜スープ(ゆで汁)もその一つです。
その年の11月、テレビで知り、早速始めたのですが、いろいろな面で体調がよくなってきました。
胃腸の調子が回復
まず、胃腸の具合です。
体が動かせなくなってからというもの、当然のことてすが、運動不足になって、胃腸の働きも悪くなってしまいました。
ところが
野菜スープ(ゆで汁)を飲み始めて2週間後には、胃腸がすっきりして、食欲が出てきたのです。
かたくて出にくかった便も、適度にやわらかくなりました。
低血圧・だるさの解消
病気になってから、低血圧にもなっていました。
健康なころは最大血圧が120~125ミリ、最小血圧が70~80ミリだったのが、それぞれ90~100ミリ、60ミリに下がっていたのです。
これも、野菜スープ(ゆで汁)を飲み始めると、1ヵ月ほどでそれぞれ10ミリほど上昇しました。
そのせいか、だるさもなくなり、元気が出てきたような気がします。
また、長期間の人院中に胆石ができてしまったのです。
手術はせず、様子を見ていたのですが、油っこいものを食べると、胸がつかえるような感じがしたのです。
しかし、野菜のゆで汁を飲むようになってからは、そんなことはなくなっていきました。
野菜スープの効果についてはこちらもご覧ください
骨粗鬆症の痛みの軽減
さらに、長い間、体を満足に動かせないでいるうち、足腰が痛くてたまらなくなりました。
整形外科で診てもらうと
骨が老化し、スカスカになってくる骨粗髯症との診断です。
これも、野菜スープ(ゆで汁)を飲むようになって約40日後には、痛みがだんだん楽になってきました。
最近は足腰がとても軽く感じられます。
このようにいろいろな面で体調が良くなってきたのですが、肝心の病気のほうも少しずつ回復しています。
手足のマヒは徐々に回復し力もついてきました。
気持ちも明るくなって、前向きな療養生活が送れています。
野菜スープの効果についてはこちらもご覧ください
私が健康になった野菜スープの作り方
最後に私の野菜スープ(ゆで汁)の作り方を説明しておきます。
大根と大根の葉集を4分の1本分
ニンジンを3分の1本
ゴボウを4分の1~2分の一本
大きめの干ししいたけを一枚
材料として用意します。
野菜は近所の人から分けてもらった、非常に新鮮なものばかりです。
また、干ししいたけは生のしいたけを自分で天日干しにした自家製です。
これらをすべて2~3cmの長さに切り、3倍の量の水とともに鍋に入れます。
火にかけて、沸騰したら、さらに弱火で一時間煮込めば出来上がりです。
このゆで汁を1回に200mlづつ、1日に2~4回は飲むようにしています。
まず、温かいできたてを飲むこともあれば、冷たくなったのを飲むこともあります。
後に残った野菜も、すべて雑炊の具にして食べています。
さらに細かく切り刻んだ野菜に適量の水、みそ、玄米、ジャコ、コンブの粉末などを加えて加熱すれば、大変おいしく食べられる即席の雑炊が出来上がりです。
骨に必要な栄養素を吸収する
骨粗髯症はカルシウムの不足から起こるといわれます。
確かにカルシウムは大切ですが、それは家の柱としての大切さにすぎません。
よい骨を保つにはたんぱく質なども不可欠です。
野菜スープ(ゆで汁)を飲んで、腸の状態がよくなりました。
その結果、カルシウムなどの骨に必要な栄養素を選択的に摂取できるようになって、骨粗髪症が良くなったと考えれます。
野菜スープの効果についてはこちらもご覧ください
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