ガンの闘病生活は厳しいものです。
痛みがあり食欲がなくなり動くのも難しくなっていきます。
しかし、もし余命を告げられたら悔いのないように生活したいものです。
今回は、麦の青汁を作って毎日飲んだら末期の胃ガンが好転し食欲が増して体重も元に戻り延命させてくれたと話す、73歳主婦の方の体験談をご紹介します。
末期の胃ガンと診断された
私の主人は「最近、口臭があるようだ」といいはじめ、胃の病気だったら大変だと思ったのか、大事をとって総合病院に検査に行ったのです。
ところが、私が病院に呼び出され、病院の先生から主人の検査結果を聞かされて、私は言葉を失いました。
主人は胃ガンだったのです。
しかし、主人には胃潰瘍であると伝え、手術を受けさせることにしました。
ところが開腹してわかったのですが、主人の胃ガンはかなり末期的なものだったのです。
すでに肝臓に転移していて、手がつけられない状態でした。
結局、ガンに侵された患部を摘出できないという判断がなされ、開いたおなかを何も手をつけないまま縫い合わせるだけで、手術は終わりました。
そして主人の余命はあと一、二ヵ月で、静かに死を待つのみである、という悲しい報告をされたのです。
主人は、安らかな最期を迎えるという理由だけで、そのまま入院し続けました。
しかし、薬を飲むにも水さえのどを通らないありさまで、点滴を受けることしかできず、当然、体もどんどんやせ細っていきました。
60キロあった体重もあっという間に落ちていき、骨と皮だけの体になってしまったのです。
麦の若葉の青汁がガンに効果がある!?
ちょうどそのころ、よく通っている針灸院の先生に、
麦の若葉の青汁がガンに効果があるらしい、という話を聞きました。
先生はすでに無農薬で麦を育てていました。
私はお願いして、先生に小麦の種を分けてもらったのです。
主人は二ヵ月入院しました。
病状は悪くなったままでしたが、幸いにしてひどく苦しむことはなかったので、病院の先生に頼んで、退院させてもらうことにしました。
私は、主人が退院した翌日から、毎朝一つかみ分の若苗を刈ってきて、すり鉢ですり、その後にガーゼを使って搾った青汁を、朝食前に主人に飲ませるようにしたのです。
毎回飲む量は50ml程度だったでしょうか。
主人は、自分が胃潰瘍だと思っていましたから、「なんでこんなものを飲まなければならないんだ」などと、人ごとのように不満を漏らしました。
しかし、私があまり熱心に勧めるので、なんとか飲んでくれたのです。
麦の青汁効果とは
ところが、しばらくすると不思議なことに、むしろ主人のほうから積極的に、飲んでくれるようになりました。
主人の話だと、飲んだあと、胃の辺りが大変気持ちがいいそうなのです。
そのせいか、退院直後はそれこそ水も受け付けないほどだったのに、いつしか食欲が出てきて、食事を普通に取れるようになっていきました。
入院していたときには、想像もできない回復ぶりでした。
そして退院1ヵ月後には、体重も6キロふえ、2ヵ月後の5月には、息子の住む横浜市まで、
二人で出かけられるほどになったのです。
この回復ぶりには、私はもちろんですが、病院の先生も驚いていました。
そしてさらに2ヵ月後には、
体重も元の60キロに戻り、以前勤めていた縫製の仕事にも復帰できたのです。
しかし、体調がよくなると共に、麦の青汁は、2年半ほど続けたところで一時やめてしまったのです。
それがよくなかったのでしょう。
ガンであることが最初にわかってから3年8カ月後のことです。
肩の皮膚にかぶれがおこったので精密枝査を受けたところ、ガンが皮膚に転移していることがわかり、残念ながら半年後に、静かに亡くなりました。
しかし、麦の青汁が主人を延命させてくれたのは、間違いありません。
私は、ガンで苦しむ一人でも多くの人に、麦の青汁を試してもらいたいと思っています。
麦の青汁はガンに有効なビタミンA・ビタミンCを含む
麦の青汁には
ビタミンA、ビタミンC、さらに体内でビタミンAに変わるベータカロチンなどが、豊富に含まれています。
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世界じゅうの研究機関での研究、実験の結果、こうした栄養素が、ガンの予防、改善に効果的であることが、証明されているのです。
ご主人が、末期ガンであったにもかかわらず、これほど延命できたのは、麦の青汁に含まれる、これらの成分の効果だと思います。
ガンとの闘いは真剣勝負です。
多少症状が改善しても、油断せずもっと長期に飲み続けるのが大切なことを、忘れないようにしてください。
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