足にはいろいろな効果があるとされるツボが多数あります
今回は、円形脱毛症・白髪・多汗症・たちくらみ・冷え性・腎臓病などに効果があるとされる足裏のツボとハゲ・肩こり・胃潰瘍に効果がある足のつぼをご紹介します。
円形脱毛症・多汗症・たちくらみ「足心(そくしん」
円形脱毛症・多汗症・たちくらみに効果がある足裏ツボ「足心(そくしん)」をご紹介します。
足裏ツボの見つけ方
足裏の中心にあるツボが
足心(そくしん)です。
足の裏の左右中央で、足の第二指(手の人差し指に当たる)の先端と、かかとの後ろ端を結んだ線の中間になります。
足の裏の中心にあるから「足心」なのですが、足心の「心」には精神や神経の意味もあります。
つまり、円形脱毛症は、ストレスなど精神的な要因が強いといいますし、禁煙できないのも意志が弱いからだといわれます。
多汗症や立ちくらみは、自律神経(意志とは無関係に内臓などの働きを調節する神経)と関連しています。
足心を刺激すると
心、精神、神経が調整されて強化され
円形脱毛症、多汗症、立ちくらみが改善し、禁煙も成功させることができるというわけです。
足裏ツボのマッサージのやり方
ゴルフボールを使った刺激が、とても効果的ですし、楽な動作で著効を得ることができます。
床の上にゴルフボールを置き、床やいすに座って、足心が当たるように足の裏を乗せ、体重をかけて足心を押します。
10秒ほど押したあと、2~3分間、ボールを転がすように足を前後に動かします。
これを1日に2~3回行いましょう。
ゴルフボールが手元にないときは、手の親指の先を足心に当て、グッと強く押しては緩める刺激を2~3分間、加えてください。
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白髪・冷え性・腎臓病「湧泉(ゆうせん)」
白髪・冷え性・腎臓病に効果がある足裏ツボ「湧泉(ゆうせん)」をご紹介します。
足裏ツボの見つけ方
「泉わく」という印象的な名前の湧泉は
生命力や生殖、老化などの機能をつかさどるツボなのです。
このツボは
老化に伴う白髪、冷え症などの改善のほか、腎臓の働きを調整する働きを持っています。
足の裏の、足の指側を見ると、第一指(手の親指に当たる)側に大きな丸い肉の膨らみがあり、第五指(手の小指に当たる)側にも肉の膨らみがあります。
その肉の膨らみが、足の裏の中ほどで、「人」形に交わっているところが、湧泉の場所です。
足の指を足の裏側に曲げると、大きなくばみができるところです。
足裏ツボのマッサージのやり方
こちらもゴルフボールを使った刺激法が、簡単で効果的です。
床やいすに座り、床にゴルフボールを置き、湧泉(ゆうせん)が当たるように、その上に足の裏を乗せます。
ゴルフボールに乗せた足に体重をかけて、湧泉にボールを押しつけて刺激します。
10秒ほど押したら、そのあと2~3分間、ボールを転がすように、足を前後に動かして、湧泉とその辺りを刺激します。
1日に2~3回くり返しましょう。
ゴルフボールがないときは、手の親指の先で2~3分間、押しましょう。
足が冷えている人は
ドライヤーの熱風を吹きつけて湧泉を温めると、より効果的です。
足裏ツボマッサージの効果についてはこちらもご覧ください
ハゲ・肩こり・胃潰瘍「陽陵泉(ようりょうせん)」
ハゲ・肩こり・胃潰瘍に効果がある足つぼ「陽陵泉(ようりょうせん)」をご紹介します。
足裏ツボの見つけ方
陽陵泉(ようりょうせん)は
肩こりなど筋肉に起こる障害に効果のあるツボです。
また、ハゲは老化現象ですが、冷えの伴う白髪とは異なり、熱が頭に上がった結果、起こる症状です。
陽陵泉は、頭に上がった熱を下げるので、ハゲの改善に役立ちます。
さらに、陽陵泉には
胃酸の分泌をコントロールする働きがあるので、胃酸過多による胃潰瘍にも効果があります。
ひざ関節の外側の少し下に、骨の突起(出っ張り)があります。
これを緋骨小頭(ひこつしょうとう)といいますが、この出っ張りの下端の高さで、中央から1cm前方に進んだところが、陽陵泉(ようりょうせん)です。
すじ状の筋肉(長腓骨筋健(ちょうひこつきんけん))にふれます。
ここを押すと、重苦しいような圧痛(押すと感じる痛み)が筋肉に響くでしょう。
足ツボのマッサージのやり方
陽陵泉は、たたく刺激が適しています。
こぶしで、一方のツボについて30~40回たたきます。
強くたたく必要はありません。
トントンと、軽く振動が伝わるように、たたいてください。
健康ブラシがあるときは、ブラシの柄を持って、ブラシの毛の先で陽陵泉をたたきます。
素早くリズミカルにたたきましょう。
30~40回たたきます。
この刺激を、1日2~3回くり返しましょう。
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足裏ツボマッサージの効果についてはこちらもご覧ください
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