アトピー性皮膚炎やニキビが治らないという方いらっしゃいませんか?
一刻も早く治したいのに薬をつけても治らない。
今回は、そんな悩みも解消する、アトピー性皮膚炎やニキビの肌が治りツルツル美肌になるとカモミール(カミツレ)洗顔が大人気と話す大学病院教授にお話しを伺いました。
カモミール(カミツレ)とは
カモミールは別名カミツレとも呼ばれます。
リンゴのような甘い香りのする、マーガレットに似た花を咲かせる一生草です。
カモミール(カミツレ)の
ドライハープ(乾燥させた薬用植物) は、ギリシャ時代から入浴剤や煎じ薬として用いられてきました。
日本には江戸時代に伝来したとされ、当時の植物図鑑「草木図説(そうもくずせつ)」にも見つけることができます。
皮膚病に効く妙薬として使われていたようです。
アトピー性皮膚炎やニキビ・赤ら顔の皮膚疾患に効果がある
数年前に、カモミール(カミツレ)は
アトピー性皮膚炎に効果があると注目されました。
そして、おりからのハーブ人気や自然化粧品のブームにも乗って、肌に優しいハーブとして、最近ますます女性の人気を集めています。
当初はアトピー性皮膚炎によい入浴剤として用いられていました。
しかし、現在では
アトピー性皮膚炎ばかりか、ニキビ、赤ら顔などに効果的な洗顔剤としても効果が認められています。
アトピー性皮膚炎の効果についてはこちらもご覧ください。
カモミール(カミツレ)洗顔の効果
今回はこのカモミール(カミツレ)を使った洗顔を紹介しましょう。
カモミールのドライハ―プは自然化粧品の店やハーブ店なら、どこでも手に入ります。
なるべく乾燥前の色(花びらは白く、中心部の管状のところが黄色い)に近いものを選びます。
カモミール(カミツレ)は肌の炎症を抑える
いちばんの薬効は炎症をおさえる作用でしょう。
アトピー性皮膚炎などによる肌の炎症を取ってくれます。
肌をかきむしって、体液が出ているときでも、安心して使えます。
カモミール(カミツレ)はかゆみや痛みを和らげる
もう一つの大きな薬効は痛みをやわらげる作用です。
これによって
かゆみもおさえられるので
肌をかきむしって、アトピー性皮膚炎などを悪化させることがなくなります。
アトピー性皮膚炎の効果についてはこちらもご覧ください。
カモミール(カミツレ)洗顔方法
では、具体的な洗顔方法を二つ紹介しておきましょう。
洗顔の前に顔の汚れや化粧は落として素肌の状態にしておいてください。
まず、蒸気洗顔てす。
洗面器いっぱいの熱湯に
カモミール(カミツレ)のドライハーブを2~3g入れ、顔に蒸気を当てます。
顔は熱さにがまんできる程度のところまで近づけてください。
肌が赤くなってほてるまで、10分間続けましょう。
終わったら、顔を水洗いしてください。
この方法は汗が出て、毛穴がよく開くので、カモミール(カミツレ)の成分が肌に深く浸透します。
表面だけの洗顔よりはるかに効果が大きく、しかも速いので、肌の炎症のひどい人や、極端な敏感肌の人にお勧めです。
二つ目は非常に手軽な方法です。
忙しくて蒸気洗顔ができない人や小さなお子さん向きの、カモミール(カミツレ)の煎じ汁を使った洗顔です。
2ℓの水に2~5gのドライハーブを入れ、火にかけます。
沸騰するまでは強火で、あとは弱火で10分間煎じてください。
それ以上煎じると、成分が飛散してしまうので注意します。
この煎じ汁をよく冷まし、顔を洗ってください。
あとは水ですすぎます。
脱脂綿に浸して、顔に貼り、パックのようにも使えます。
また、アトピー性皮膚炎などで肌がかゆくなったら、速効のかゆみ止めにも利用できます。
カモミール(カミツレ)なら症状がひどいアトピー性皮膚炎やニキビも洗顔可能
大学病院の医師よりアドバイスをお聞きしました!
どの方法でもカモミール(カミツレ)で顔を洗うと、汗がよく出て、毛穴が開きます。
それだけカモミール(カミツレ)が肌に浸透しているということですが、一つだけ注意してもらいたいことがあります。
毛穴が開いていると、それだけ体の熱が逃げやすくなっています。
冬などは洗顔のあと、すぐに外出すると、風邪をひきやすいのです。
できれば洗顔後1時間は外出を控えてください。
アトピー性皮膚炎やニキビは、症状がひどいと、洗顔すら満足にできません。
その点、カモミール(カミツレ)洗顔なら安心して使いながら、症状の改善ができます。
ニキビ対策についてはこちらもご覧ください。
肌の炎症やかゆみが絶えない人には、まさにうってつけの洗顔剤といえるでしょう。
毎日続ければ必ず効果が出てきます。
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