ハゲ・抜け毛・白髪対策していますか?
市販の育毛剤でマッサージなんてもの良いですが、それだけではハゲと・白髪対策は十分ではありません。
仕組みを知り、体の中から毛根を元気づけましょう。
今回は、ハゲや白髪の進行を防止するだけではなく予防して黒髪にしてくれる。
髪の毛の発毛やトラブルに効く食べ物は、毛根の老化を防ぐ「核酸」についてお話しします。
美容内科医/毛髪診療医が監修した白髪・薄毛サプリメント【ブラックサプリ】
白髪・脱毛(ハゲ)対策は「核酸」を摂取すること
いろいろな老化の中でも、個人差が大きいだけに気になるのが髪の老化現象-すなわち白髪と脱毛でしょう。
これらの進み方には、さまざまな要因がからんでいます。
基盤には体質がありますが、ほかの要因を改善して、白髪や脱毛を防いだり、改善したりすることは可能です。
なかでも効果的な白髪・脱毛対策として、
ぜひおすすめしたいのが、日常の食生活の中で「核酸」を十分に摂取することです。
核酸には
細胞内で遺伝情報を伝えるDNAとその情報に従ってたんぱく質を作るRNAという物質とがあります。
リティア
人間はもちろん、あらゆる動物、植物、細菌など、すべての生物の細胞に核酸が含まれています。
どんな生物の核酸も
同じ四種の物質(アデニン、チミン、グアニン、シトシン)から成り立っています。
その配列と数の違いで、遺伝情報が決定され、人間や豚やダイコンなどという異なる体ができるのです。
私たちの細胞は、たえず新陳代謝(新旧の物質の入れ替わり現象)を行っています。
そのためには、遺伝情報である核酸が不可欠です。
核酸は、新陳代謝のための最も重要な原料なのです。
もちろん、髪の細胞も例外ではありません。
とくに、髪が生まれる毛根部には、RNAが多く含まれます。
これが不足すると、髪を黒くする細胞の活性が衰えて白髪ができたり、髪の毛そのものが円滑に作られなくなって脱毛が進んだりします。
核酸と体(髪の毛)の関係について
一般に、加齢とともに、毛根部の核酸はへります。
核酸は、私たちの体内では肝臓で作られますが、年とともにその機能が衰えるからです。
核酸はすべての細胞に必要なので、生産量がへると、まず生命にとって重要な部分、つまり脳や骨髄や内臓などに回されます。
髪のように生命に直接関係ない部分は、最初に核酸の配分がカットされます。
そのため、白髪や脱毛は、老化現象の中でも早く現れるのです。
しかし、老化で肝臓の機能が衰えても、核酸を十分に補給する手だてはあります。
それが、核酸そのものを摂取する方法です。
肝臓では、たんぱく質の構成成分であるアミノ酸から核酸を合成します。これは、大きなエネルギーを要する作業です。
ところが、核酸自体を食事でとれば、肝臓で使用するエネルギーは、非常に少なくてすみます。
肉でも野菜でも、前述のように核酸の構成成分は同じなので、配列を変えるだけで必要な核酸ができるのです。
さて、細胞の新陳代謝が円滑に行われるには、原料とともにエネルギーが必要です。
そのエネルギーは、ATP(アデノシン三リン酸)というエネルギーの貯蔵庫から取り出されます。
健康な髪ができるには、十分なATPがあることも大切な条件です。
最近の育毛剤の中には、ATPをふやす働きを主眼にしたものもあるほどです。
核酸は、体内でATPにも変わります。
マウスに核酸を与えると、体内のATP含有量が著しくふえることも証明されています。
つまり、髪の新陳代謝に必要な原料とエネルギーの両方が、核酸で補給できるのです。
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人間が一日に必要とする「核酸」の量とは
私たちが一日に必要とする核酸は、体格にもよりますが、2~3gです。
肝臓でも作られるため
二十代で1200mg
三十代以降は1800mg
程度を食事でとるのが目安です。
ところが、
平均的な日本人の食生活を分析した結果、核酸の含有量は一日500~1000mgでした。
白髪や脱毛が気になる人は、日ごろ、できるだけ核酸の多い食品をたべる必要があります。
「核酸」が多く含まれる食べ物とは
核酸は
一般にたんぱく質の多い食品に広く含まれますが、とくに
サケ、イワシ、カキ、ハマグリなどの魚介類
シラス干し、カツオブシ、焼きノリなどの乾物類
パン酵母、酵母製品、肉類、大豆、シイタケ
などに多く含まれています。
シイタケの効果についてはこちらもご覧ください。
これら核酸の豊富な食品を食べたうえで、いわゆる栄養食品として市販されている核酸も、毎日1gほどとると安心です。
市販の核酸食は
サケの白子エキスや酵母製品など、とくに核酸を多く含む食品から作られています。
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核酸は白髪や脱毛予防に効果あり
核酸を十分に摂取していると
年をとっても髪が白くなりにくいものです。
いったん白くなっても、核酸を摂取しているうちに黒く変わった例がたくさんあります。
その場合、まずは三ヵ月を目安に続けると、何らかの効果が現れるようです。
脱毛についても
予防や改善の効果が得られます。
ただし、脱毛は白髪より原因が複雑で、ホルモンなどの状態も影響するため、体質によって効果が現れにくい人もいます。
とくに、完全にハゲてから時間がたっている場合は、改善のむずかしいことが多いようです。
とはいえ、一度試す価値はあるでしょう。
体験談:核酸で白髪が黒くなり髪のハリとコシが出た
57歳自営業男性の体験談を紹介します。
「髪を染めるんだったら、うちで染めてやるよ」今年の1月、行きつけの床屋で髪を切っている最中、急にこんなことをいわれました。
若い頃から白髪が多かった
私は若いころから白髪が多く、最近はかなり白くなっていました。
しかし、白髪を苦にしたことはなく、染めたこともありません。
髪が黒いのにこしたことはありませんが、このごろは、半端なゴマ塩頭よりは、真っ白な頭になりたいと思っていたのです。
それなのに、「染めるんだったら……」などといわれ、私は面食らってしまいました。
どういう意味か問い返すと、「何か変な色をしているから」といいます。
どうやら、自髪染めに失敗したと誤解されたようです。
確かにカットした髪を見ると、以前とは違う色合いに見えました。
以前は真っ自の毛が目立ち、そのために自と黒がきわ立って見えたのが、全体的にグレーっぼくなっているのです。
この理由として、私には思い当たることがありました。
健康のために飲んでいた核酸が髪に良い影響を
私は昨年の11月から、粒状の核酸を飲み始めました。
核酸は、最近、体によい健康食品として話題になっているものです。
白髪や脱毛を防ぐ効果もあるといわれています。
しかし、私自身は髪のためではなく、体調を整えるために飲んでいました。
昨年、私は目の病気で入院したのですが、退院後、核酸をすすめてくれる人がいて、試しに飲み始めることにしたのです。
粒状の核酸は、一日に十何粒か飲むのが目安とされているようですが、私は6粒しか飲んでいません。
朝夕の食前に、3粒ずつを水で飲んでいます。
リティア
このように少なめの量でも、二ヵ月ほど飲んだころには、自髪染めに失敗したと思われるほど髪の色が変わってきたのです。
同じころ、知人にも「髪が黒くなってきたね」といわれました。
もうひとつ、髪の変化がありました。
実は、私の髪はたいへん硬く、そのためにずっと短い髪型しかできなかったのですが、最近、年とともに軟らかくなってきていました。
それに気づいたのは、健康診断で身長を測ったときです。
以前は、髪が硬いため、身長計が頭皮に着く感じがわかりませんでした。
それが最近は、髪が軟らかくなり、コツンと頭に当たるのがわかるようになったのです。
おかげで、身長は前より15ミリも低くなりました。
元々硬い髪のおかげで実際の身長より高い数値が出ていたのですから、しかたがありません。
どうやら、髪が黒っぼくなり始めたのと同じころ、硬さも元に戻ったようです。
髪が白く、軟らかくなるのは一種の老化でしょう。
それが黒っぼく、硬くなったのですから、髪がエネルギッシュになり、若返ったといえるかもしれません。
早く真っ白な軟らかい髪になりたかった私としては、少々複雑な気分です。
しかし、髪が健康のバロメーターとすれば、硬さと黒さがよみがえるのはいいことに違いありません。
実際、以前より食欲が出て、食べすぎて困るほどです。
これも体調がよいことの証拠でしょう。
一緒に核酸を飲んでいる家内も、食欲が出て困るといいながら、いたって元気に過ごしています。
今後も、どんな変化が現れるかに注目しながら、しばらく飲み続けたいと思っています。
核酸は髪のトラブルを防ぐ
年齢とともに、新陳代謝(新旧の物質の入れ替わり現象)に欠かせない核酸や、エネルギーの貯蔵庫であるATPがへると、白髪や脱毛などの現象が起こりやすくなります。
日ごろ、核酸を十分にとると、核酸だけでなく、それから作られるATPも同時に補給でき、髪のトラブルを防ぐために役立ちます。
核酸の補給により、髪が若返ったような状態になったと思われます。
一般には、粒状の核酸なら、1日に10粒ほどとるとよいでしょう。
なお、核酸をとると、髪が改善されるだけでなく、腸の具合がよくなる人が多いものです。
ですから、便秘の改善にも役立ちます。
核酸の効果についてはこちらもご覧ください。
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