寝つきが悪い。良く寝れない。
そんな不眠のお悩みありませんか?
そんな不眠症に効果がある食べ物としてレタスがあります。
レタスは、神経を鎮静し、眠りを誘う成分があるためです。
今回は、不眠症にはこの飲み物!
心と体の両面の疲れを取り頑固な不眠症の人でもリラックスでき寝ることができる不眠症の症状を改善する「レタススープ」についてご紹介します。
不眠に効果がある「レタス」
レタスは別名、「玉ちしや」といいます。
レタスとともにサラダの素材としておなじみのサラダ菜やサニーレタスも、この「ちしや」の仲間です。
西洋野菜のイメージが強いレタスには、ちしやという名前はどこか不似合いな感じがするかもしれません。
しかし、たまちしやといえば、中華料理では昔からよく使われてきた野菜です。
また、ちしやの仲間はのぼせを取り、尿の出をよくする漢方薬の材料としても用いられてきました。
いっぽう、古代ギリシャ、ローマの時代からちしやを食べていた西洋では、古くから神経を鎮め、入眠を誘う薬草としてちしやが利用されていたことが有名です。
そして、この伝統は現在でも続いています。
神経が高揚して眠れないとき
レタスを食べて、不眠を解消するという知恵が、ヨーロッパじゅうで知られています。
フランスの薬草の大家として知られるモーリス・メッセゲ氏も、著書の中でレタスの不眠に対する薬効を説いています。
また、彼自身もレタスを用いて、不眠に悩む人々を救った経験があるそうです。
慢性の神経症を抱えて、重度の不眠に悩むアメリカの富一象の女性に
レタスを勧めてところ、「よく眠れるようになった」と大変感謝されたことなどが、著書に書かれています。
不眠の解消に効果的なのはレタススープ
今回、私がご紹介するレタスのスープも
このヨーロッパに伝わる薬草療法がもとになっています。
レタスをそのまま食べたり
搾り汁にして飲むよりも
不眠の解消にはより効果的です。
薬効を期待して、一度にたくさんの生野菜を食べると、胃腸を痛めたり、体を冷やしたりすることがあります。
ところが、スープを飲む場合には、そんな心配がありません。
ヨーロッパでは胃腸の弱い人がレタスを食べる時、スープ煮にすることがよくあります。
レタススープの作り方と飲み方
では、作り方です。
まず、新鮮なレタスを2分の1個用意します。
緑色の濃いものが新鮮ですが、丸くて、葉が大きく、重みのあるものなら最高です。
これを一枚ずつにはがし、よく洗い、それぞれを3等分に切ります。
そして、500mlの水を加え、強火で沸騰させます。
煮立ったら、弱火にして、15分間煮れば出来上がりです。
このスープをそのまま飲めばいいのですが、味をつけないと飲みにくい人は、コンソメスープの素を少しだけ入れてもいいでしょう。
これを朝食と昼食の間、昼食と夕食の間の2回に分けて飲みます。
夜中によく小用に起きて困るという人でなければ、どちらか1回を就寝前にすると、いっそう効果的です。
入眠を誘う成分がレタスに多い
レタスには
神経を鎮静し、眠りを誘う成分が実にたくさん含まれています。
まずは、カルシウムです。
カルシウムの持つ鎮静作用は、入眠の妨げとなる神経の疲労や高揚を解消してくれます。
レタスは非常に香りが強い野菜です。
この香りの成分であるα-アミノ酪酸スルフォニウムにも、神経を落ち着かせる効果があると思われます。
また、レタスに含まれるクエン酸、リンゴ酸という物質は、筋肉から疲労物質を追い出し、肉体の疲労を取ってくれます。
ほどよい疲労は心地よい入眠を誘いますが、疲れすぎるとかえって眠れなくなるものです。
レタスはそんな不眠にも有効なのです。
さらに、高年者の不眠に多いのですが
頻繁に尿意をもよおして、夜中にもたびたび起きてしまうことがあります。
これは、尿を出し切ってしまうことができないのが原因ですが、レタスに含まれるカリウムとクエルセチンという物質は、尿の出をよくし、夜中にも尿意が起こるのを防ぎます。
以上、説明したどの成分が不眠に効くのか、はっきりとはわかっていません。
ただ、不眠はいくつもの要素が絡み合って起こるものです。
不眠症の解消法についてはこちらもご覧ください
種々の薬効成分を含むレタスなら、あらゆる角度から不眠を解消してくれるでしょう。
もちろん、睡眠薬のような副作用や常習性は全くないので、安心です。
不眠が慢性化してしまった人は
寝つきがよくなるまで
このレタスのスープを飲み続けてみてはいかがでしょうか。
不眠症の解消法についてはこちらもご覧ください
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