「赤ちゃんが産まれたら母乳で育てたい」と思いませんか?
これはお母さんにとって自然な願いでしょう。
今回は、紅花茶で300人もの母親の母乳の出が良くなり婦人病も回復した!と話す助産婦の岡崎さんの経験談を伺いましたのでご紹介します。
赤ちゃんを母乳で育てたい
母乳には、
赤ちゃんを病気から守る免疫物質や、
赤ちゃんの発育においてすぐれた物質が
たくさん含まれているという知識がなくても、「母乳で育てたい」と願うのは、お母さんの自然な感情だと思います。
ところが、母乳で育てたいと願っても、母乳が出ずに悩むお母さん方がたくさんいらっしゃいます。
私が育児相談を受けたお母さん方の中にも、
・母乳が出ずに毎日つらい思いをして過ごしていた人
・乳腺炎の痛みから泣く泣く母乳をあきらめてしまった人
・もう少していねいな指導があれば母乳が出たであろうと思われる人
など、せっかく母乳で育てようという意志があるのに途中で断念せざるをえなかった人が多く、残念でなりません。
私は、お母さん方に少しでも母乳育児に自信をつけてもらいたい、そして後悔することのない、楽しい育児を送ってもらいたいという気持ちから、これまで母乳マッサージや精神的なケアを含めて、母乳指導に取り組んできました。
300人の症例から得た「紅花」の効果
そんな中、紅花に母乳の出をよくする作用のあることを知り、紅花茶をお母さん方にすすめるようになりました。
紅花茶とは、乾燥させた紅花の花を煎じてお茶のようにしたものです。
母乳の出が格段に良くなった
その結果、いままでに約300人余りのお母さんから、母乳の出がよくなったという報告が寄せられています。
生理不順や冷え性などの婦人病
紅花は、体を温めて血液の循環を促す作用があることから、昔から民間薬や漢方薬として、生理不順や冷え症などの婦人病によく用いられるそうです。
私が紅花に注目した理由は、紅花のこうした効用なのです。
私は母乳の出が悪くなるのは、乳房を含む全身の循環障害だととらえています。
循環障害とは、わかりやすくいえば血液のめぐりが悪いことと理解していただいていいでしょう。
つまり、母乳の出が悪いのは、体の血液のめぐりがよくないからだと考えています。
実際、母乳の出のよくないお母さん方に聞いてみると、妊娠する前から冷え症や肩こり、便秘などの傾向があるようです。
そこで私は、このような体の循環障害を改善するには、漢方で血液の循環を改善するという紅花が役立つのではないかと考えたのです。
それについての医学的な解明は専門家の先生にお任せしたいと思いますが、いままでの経験から、私は紅花茶に確かな手応えを感じています。
お母さん方にすすめてみて、成績がとてもよいことから、現在、私の母乳指導は、紅花茶抜きでは考えられません。
冷え症の対策についてはこちらもご覧ください
あきらめないで飲んでほしい紅花茶の作り方
では、紅花茶の作り方を説明しましょう。
まず、紅花(紅花の花を乾燥させたもの)を用意してください。
これは漢方薬店で生薬(漢方薬の材料となる動植物)として売られています。
用意したら、
鍋に紅花10gと800mlの水を入れ、とろ火(弱火)で煎じます。
そして、600mlくらいになるまで煎じたら(沸騰してから15~20分くらい)、出来上がりです。
これが一日分の分量で、好きな時間に3~4回に分けて飲んでください。
出来上がった紅花茶は、独特の香りがします。
飲みにくいと感じる人は、冷やして飲んだり、水で薄めたりして飲んでもかまいません。
市販の漢方薬局が近くにない場合は、以下のネットで紅花茶を取り寄せても構いません。
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紅花茶を試してほしいお母さんの特徴
紅花茶を飲んだほうがよいと思われるのは、出産後20日くらいたっても、次のようなことで悩んでいるお母さんです。
- 粉ミルクを200ml以上補充している
- 赤ちゃんの体重増加が悪い
- 授乳を一時間ごとにくり返すなど授乳間隔が短い
- 乳腺炎をくり返す
- 赤ちゃんに吸われると乳首が痛い
などです。
とくに⑤のような症状のあるお母さんは、母乳が出ないために赤ちゃんから吸われる刺激が強く、乳口が炎症を起こしやすくなります(乳口炎)。
それはやがて乳腺炎へと移行するおそれがありますので、そうなる前に紅花茶で母乳が出るようにしておけば、以後の授乳がスムーズにすすみ、乳腺炎の予防にもなります。
こうして紅花茶を飲み続けるうちに、粉ミルクの追加がなくなった、赤ちゃんのきげんがよくなった、体重増加が良好になったなど、母乳が軌道に乗ってきたなと実感したら紅花茶は中止しても大丈夫です。
おわりに
これまで、私は多くのお母さん方に紅花茶をすすめてきましたが、それによって、お母さんや赤ちゃんになにか問題が起きたという報告はありません。
ただ、たまに胃が痛くなった、下痢をしやすくなった、というお母さんがいらっしゃいます。
ですから、胃腸の弱い人には、紅花単品だと刺激が少し強いかもしれませんので、注意が必要でしょう。
いま母乳については、自分でする乳房マッサージの指導が徹底しつつあり、確かにそれは効果があります。
しかし、それでも母乳の出が悪く、つらい思いをされている方は、紅花を加えてみてはいかがでしょうか。
「自分はもう母乳が出ないのか」とあきらめる前に、ぜひ一度紅花茶を試してください。
コメント
[…] 『紅花茶で300人もの母親の母乳の出が良くなり婦人病も回復した』という記事が「からだ守り隊」の中で紹介されています。 […]