にんじんジュースはβカロチンが含まれているため健康に良いことは良く聞きますよね?
そのβカロチンは体内でビタミンAに変わるのです。
ビタミンAは粘膜などの修復に有効的です。
今回は、重い胃痛や胃炎の夫が毎日のにんにんジュースで回復し、胃潰瘍を回避したと話す36歳主婦の体験談を紹介します。
丈夫な胃だったが重い胃炎になる
夫は肉が好きで、ステーキなどには目がないほうでした。
そのせいかコレステロール値はちょっと高めですが、胃は丈夫でした。
辛いものも好きで、インド人が作る本場の辛いカレーを食べに、よくでかけていました。
定期健康診断を受ける1~2ヵ月前にも、友人とカレーを食べに行ったところ、いつもはなんでもないのに、食べた直後から胃に激痛が走り、嘔吐を催したのです。
それをきっかけに頻繁にゲップをするようになり、胃が重いといって食欲も落ちてきました。
それに、おなかの胃のあたりをさわると固いしこりがあったのです。
健康診断で、胃のレントゲン検査を受けたところ、案の定異常がありました。
胃カメラによる精密検査を受けるようにいわれ、私も夫自身もショックを受けました。
胃炎ににんじんジュースが有効!?
しかし、落ち込んでいてもしようがありません。
愛読している健康雑誌によると、「胃炎にはにんじんジュースが効く」ということなので、さっそく試してみることにしました。
また「肉はとりすぎないほうがいい」と書いてあったので、できるだけひかえるようにしました。
にんじんジュースの効果についてはこちらも▼
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にんじんジュースの作り方
私は中くらいの大きさのにんじんを2本と、リンゴ3分の1個を使いジュースを作ります。
にんじんはよく洗い、皮ごとおろし金でおろします。
リンゴは皮と芯を取り除き、やはりおろし金でおろします。
これをガーゼで包んでしぼり、カスを少し加えて出来上がりです。
これでだいたい300ml、マグカップ1杯分くらいの量のにんじんジュースができます。
これを夫は毎日、お昼に家に帰ったときに飲みました。
残ったにんじんやリンゴのしぼリカスは、セロリやタマネギといっしょに野菜スープに利用しました。
ただ、忙しい方や手間を省きたい方はこちらもおすすめです。
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にんじんジュースの胃への効果
夫がにんじんジュースを飲み始めてほどなく、ひっきりなしだったゲップが少なくなり、おなかの胃のあたりの固いしこりが柔らかくなって、調子もよくなってきました。
そして、にんじんジュースを飲み始めて約1ヵ月たったころ、夫は胃カメラの検査を受けました。
結果は軽い胃炎とのことでした。
当初、お医者さんは「このまま症状がすすめば胃潰瘍になりますよ」といいましたが、症状がかなり軽減されていました。
私たちは「胃潰瘍になりかかっていたのが、にんじんジュースでよくなった」と思っています。
その後も夫はにんじんジュースを飲み続け、今年の9月の健康診断では「異常なし」と診断されました。私たちは「やっぱりにんじんジュースが効いた」と喜んでいます。
実は最近、私が腸のポリープの手術を受けました。
そこで、いまは二人でにんじんジュースを飲んでいます。
おろし金でするのはたいへんなので、途中でジューサーに替えました。
約300mlのにんじんジュースを、夫が100ml、私が200mlずつ飲んでいます。
夫といっしょににんじんジュースを飲み始めていたらと、少し後悔していますが、いまは私の体調もよくなってきて、夫婦ともどもにんじんジュースには感謝しています。
にんじんのβカロチンが粘膜を修復
東京衛生病院の医師意見
胃炎にもいろいろな種類があり、状況を考えるとおそらくびらん性胃炎だったのでしょう。
びらん性胃炎とは胃の粘膜がただれている状態で、胃潰瘍の前段階のようなものです。
だから、お医者さんに「このまますすめば胃潰瘍になりますよ」といわれたのでしょう。
にんじんジュースが胃炎に効果があったのは、にんじんに含まれるβカロチンの働きによると考えられます。
βカロチンは体内でビタミンAに変わりますが、これはいわば″粘膜ビタミン″であり、粘膜にいい影響を及ぼします。
そのため、胃粘膜の回復にβカロチンが役立ったのではないでしょうか。
しかし、よくなったからといってすぐににんじんジュースを止めたり、暴飲暴食などのむちゃはいけません。
みなさんも胃を大切にしてください。
にんじんジュースの効果についてはこちらも▼
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