酢の効果と卵の栄養の威力とは!酢卵が糖尿病や成人病を改善する!

健康・からだ




あなたは酢卵をご存知ですか?

民間療法としての「酢卵」の健康法はいまだに根強い人気があります。

酢の効果と卵の栄養を存分に取り込んだ酢卵が糖尿病や高コレステロールや成人病を改善する飲み物として知られています。そんな酢卵の効果の秘密についてお話しします。

 

酢卵はいつごろから始まったかは定かではありませんが、熱心なファンがいてずっと続いているのは、実行すれば確実に効果が得られるからでしょうね。

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酢と卵が糖尿病・高コレステロール・成人病を改善する

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酢卵は、酢と卵を組み合わせただけですが、この組み合わせに薬効の秘密があるのです。

 

栄養成分をみると

天然醸造の酢(米酢やリンゴ酢など)と卵で作る酢卵には、クエン酸をはじめとする各種有機酸やアミノ酸やビタミンが多く含まれています。

 

そして、なんといっても、卵の殻に含まれるカルシウムが酢の作用によって吸収されやすい状態で、とても豊富に含まれているのです。

 

いんぶん漢方的にみても、卵は陰分(いんぶん)(老化、あるいは働きすぎのように体に無理をかけることによって不足してくるエネルギー)を補う力が強い食品とされ、また酢は活血化唹(かっけつかお)といって、血液のとどこおりを改善し、血液をサラサラにする食品です。

 

したがって、酢卵はエネルギーを補い、血液をサラサラにする食品というわけです。

このような特長をもつ酢卵を飲むと、肝臓など内臓の働きを高めて、全身の新陳代謝(新旧物質の入れ替わり)が活発になります。

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その結果

糖尿病や高血圧、高コレステロールなどの成人病をはじめ、さまざまな体の不調が改善されるのです。

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酢卵を飲み始めるとみなさん、元気になった、体が軽くなった、疲れにくくなった、というような変化を感じられると思いますが、これは以上のような理由からです。

「酢」と「卵」の組み合わせが効果の秘密

ところで、酢を使った民間療法では「酢ダイズ」がよく知られています。

これは植物性たんぱく質との組み合わせになりますが、卵などの動物性たんぱく質と組み合わせるほうが、エネルギーを補う力が強く、効果の出方も早いようです。

 

しかし、どちらかというと

酢ダイズはおもに体のがっちりした人によく合い

酢卵はやせている人や体力のない人によく合うようです。

 

酢卵を作るときの卵の量は、体格的にやせていて、夜になると体がほてったり動悸がして眠れない、冬は皮膚がカサついてかかとが割れるといったタイプの人は多めに使い、体格的にがっちりして血圧が高く、脂ぎっているような人は少なめに使われるといいでしょう。

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なかには、卵というと、コレステロールのとりすぎを心配される方もあるかと思いますが、コレステロールの高い人でも一日一個の卵はとってもよいとされています。

それに、さかずき一杯に含まれる卵の量は少ないので、とりすぎの心配はありません。

 

ただし、卵はなるべく新鮮な、上質の卵を選んでください。

最近は、鳥骨鶏というニワトリの卵を用いられる方も多いようです。

栄養的には鳥骨鶏の卵も普通の卵も大差ありません。

漢方的には、鳥骨鶏は漢方薬の材料にもなるくらい薬効の高い薬鳥として知られていますので、その卵も成人病や老化防止の効果が高いと考えられます。

 

酢は天然に発酵させた醸造酢なら、米酢でもリンゴ酢でも自分に合った酢を使ってかまいません。

漢方薬もそうですが、自分に合ったものはおいしく感じられます。

酢卵を飲んで、飲みにくく感じる人はハチミツを入れたり、薄めたりするといいでしょう。

 

糖尿病の人も、飲みにくいときにはハチミツを入れてかまいません。

ただし、やはり量は少ないほうがいいでしよう。

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いずれにしろ、酢卵は確かに効果はありますが、あくまでも食品ですから、すぐに効果を期待するのではなく、気長に続けることが大切です。

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酢卵は肥満を防ぎカルシウムを摂取に役立つ

また、太っていて血圧が高い場合には、食事療法を行う一方、酢卵を飲むことをおすすめします。

酢卵によって体内の代謝(新旧の物質が入れかわること)がよくなり、血圧が下がる例が多いからです。

 

酢卵で肥満が改善されたという声も、代謝が促されたため痩せたのでしょう。

体重がへると血圧が下がりますから、酢卵は二重の意味で血圧管理に役立ちます。

酢卵でカルシウムを十分に補給すると、イライラが解消され、精神的な安定ももたらされます。

 

酢卵が飲みにくいという印象をお持ちのようですが、こちらでご紹介した飲み方ならさほど気にならずに飲めます。

ぜひお試しください。

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酢卵の作り方

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<用意するもの>

卵:3個

酢:600ml

容器:広口のビン

①卵を良く洗う

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②広口びんに酢を入れ、卵を漬ける

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③常温の薄暗いところに置き、殻が溶けて薄くなってくるまで待つ。

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1週間~10日ぐらい(漬けるときに、ビタミンCをいっしょに入れると早く溶ける)

④柔らかくなった殻をはしで取り出す

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⑤ミキサーにかけ、ガーゼが茶こしでこす

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⑥はちみつをかけてかき混ぜ冷蔵庫で保管する

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酢卵の飲み方

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15~20mlを水で4~5倍に薄めて、1日1回~2回食後に飲みます。

(はちみつは飲む時に加えても良いです)