腰が痛い、腰痛が思いなど腰痛に関する悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか?
その場合の多くは病院や整骨院や治療院などで毎月何千円も出して症状を軽くしたいと思い通いますよね。
今回は、腰が痛い治し方!腰痛は足裏のツボをマッサージすればすっかり解消したお話しです。
腰痛で月に数度、整骨院や治療院へ
私は若いころから肩こりや腰痛がひどく、とくに疲れると、すぐに腰が痛くなっていました。
整骨院では、頸椎(背骨の首の部分)がずれているためだろう、といわれました。
体に負担がかかると、頸椎のズレが腰痛を起こすそうなのです。
それからは無理をしないように気をつけていたのですが、重い荷物を持ち上げた拍子にギックリ腰になったり、体力をつけようと散歩を始めたらかえって腰やひざが痛くなったりと、体を動かすだけであちこちに痛みが出るようになってしまいました。
そのため、月に何度もマッサージや針治療に通わなくてはならないほどでした。
そんなとき、昨年の12月TVで「足裏のツボマッサージ」の特集を見たのです。家の中で手軽にできるものならと、さっそくTVでやっていた反射区(体の各器官と対応したゾーン)の図と自分の足の裏を見比べながら、足裏ツボのマッサージを試してみることにしました。
足裏のツボマッサージとは
まず最初に、土ふまずにある
腎臓(じんぞう)
輸尿管(ゆにょうかん)
膀胱(ぼうこう)
と、足の内側面にある尿道の各反射区(図の22~24、51)からマッサージを始めます。
あとは、つま先から指のまわり、足の外側面、内側面へと進み、さらに足の甲、ふくらはぎ、ひざへと上がって、最後にまた22~24、51に戻ります。
左足から始めて右足も同様にやり、両足で約15分かけてマッサージしました。
私は専用の棒や電動ローラーといった特別な道具は使わず、手の指でマッサージしました。
土ふまずのところをマッサージするととくに痛かったのですが、マッサージしているうちにだんだん痛みが心地よさに変わっていきました。
そして両足をマッサージし終えたときには、なんだか体が軽くなったような気がしたのです。
気のせいか、腰の痛みもだいぶらくになったように思いました。
足裏のツボマッサージにもずいぶんと慣れ、反射区の位置がだいたいわかるようになってからは、入浴時に湯ぶねの中で足の裏をマッサージするようにしました。
とくに、頸部、僧坊筋(そうぼうきん)の各反射区(図の7、11)は念入りにマッサージしました。
なお、私の場合は白湯(ぬるめのお湯)ではなく、冷蔵庫で冷やしたミネラルウォーターをコップ1杯(約200ml) 飲みました。
足裏ツボのマッサージ効果って
こうして、毎日足裏をマッサージ始めて2~3日たったころ、腰痛はすっかり消えました。
おかげさまで、月に何度も通っていたマッサージも不要になりました。
階段の昇り降りも苦にならず、足どりも軽やかになったように思います。
体を動かすことが、とても楽しく感じるようになったのです。
腰が痛くても、自分で腰をマッサージすることはできませんが、足の裏なら自分でいつでもマッサージできるので、とても便利てす。
足ツボマッサージの効果についてはこちらもご覧ください
体調もよく、本当に喜んでいます。
気虚の状態は足裏のツボマッサージが最適
疲れると腰が痛くなるのは、東洋医学でいう気虚(ききょ)(一種の生 命エネルギーが不足した状態)の症状です。
加えて、湿気の多い季節に痛んだとしたら湿熱(しつねつ)(体の熱により湿気となった体内の水分)も関係しているでしょう。
気虚(ききょ)や湿熱(しつねつ)による腰痛は、足の裏のツボをマッサージすると同時に、気を補う作用のあるニンジンやゴボウを食べることと、ミカンの皮をカラカラに干した陳皮(ちんぴ)をせん煎じて飲むことをおすすめします。
また、入浴中は血液の循環がよくなるので、足裏のツボマッサージをするには最適です。
足ツボマッサージの効果についてはこちらもご覧ください
仕上げに飲む白湯は、ミネラルウオーターでもかまわないでしょう。
なお、当時は分からなかったのですが後で、気になったことが一点あります。
整骨院で、「頸椎のズレが腰痛を引き起こしている」と指摘されましたが、頸椎のズレが、直接腰痛に結びつくことは、医学的に考えられないと思います。