「減食も運動もしないで、寝ているだけでやせられたらな~」
そんな願いをかなえてくれるダイエット法があるのをご存知ですか?
それは、ハーブ液に浸したタオルを、やせたい部分に巻く「ハーブダイエツト」です。
今回は、ハーブダイエットのやり方と効果とは!巻くだけで痩せた体験談を紹介します。
後半では、ハーブダイエットでウエスト4.8cm、ヒップ3cm細くなった23歳女性の体験談と
自宅でハーブダイエットをやったら間食してもウエストが6cm細くなった33歳女性の体験談を紹介します。
カモミールやローズマリー、アロエなど、15種類の天然ハーブとミネラルを合わせた粉末をミネラルウォーターで煮溶かし、タオルを浸してしぼり、やせたい部分に一時間巻いておくだけの方法です。
これで、目的の部分が引き締められ、体質や部位にもよりますが、一回でサイズが1~4cm落とせます。
ハーブダイエットとは
この方法は、欧米では何万人もが行い、効果と安全性が確認されています。
発汗作用などの一時的効果ではなく(逆に、ハーブダイエツトでは極力、発汗を抑えます)、ハーブで体を引き締めるので、やせたあとはもとに戻りにくいのが特長です。
自宅で簡単に行え、一度でやめてもよいし、希望のサイズになるまでくり返すこともできます。
では、具体的なやり方をご紹介しましょう。
まず、次のものを用意してください。
ハーブダイエットの準備するもの
・ハーブの粉末(前述のように15種類のハーブとミネラルを合わせた粉末です)一本
・タオル 部位に合わせて2~数本(幅13cm、長さ180cm)
・市販のミネラルウォーター2ℓ(薬局で売っている蒸留水や精製水でもよい)
・大きめのステンレス鍋(3ℓ以上)とおたま
・ラップフィルム(市販のラップ)
・ガウンまたは大きめのバスタオル(ハーブダイエット中に、はおってくつろげるもの)
・水着(女性はセパレーツ、男性は海水パンツ)
・ピクニックシートなどの大判ビニール(畳や床にしくため)
もし、ステンレスの鍋などがすぐ用意できなければ、それ以外のもの(ただし、鍋の大きさは3ℓ以上であることが必要)で、試してみてください。
タオルは、ピッタリ巻けて効果があがりやすい専用タオルをおすすめします。
あらかじめ、洗剤を使わずにお湯洗いし、乾かしておいてください。
行う前日と当日はアルコール類を飲まないようにします。
ボディオイルなどをぬっている人は取り除いておきます。
そして、始める前にやせたい部分のサイズを測りましょう。
ウエストならおへその何cm上、太ももなら足のつけ根から何cmと、場所を決めて測ります。
以上が準備できたら、次のようにハーブダイエットを行います。
ハーブダイエットのやり方と手順
①鍋にミネラルウォーターを2ℓ入れて沸騰させます。
②弱火にし、湯をかきまぜながらハーブの粉末一本をすべてふり入れ、ふたをします。
③ときどきふたを開けて液をかきまぜながら、30分煮ます。
④火を止め、熱めのおふろくらいの温度(約40度)になるまで冷まします。
(この間に水着に着替え、ビニールシートを敷いておくとよいでしょう)
⑤ハーブの液にタオルを浸し、軽くしぼります。
⑥ビニールシートの上で、やせたい部分にタオルを巻きます。
端と端を1cmほど重ねながらら旋状に、体にピッタリ密着させ、きつめに巻くことが大切です。
ウエストから下腹にかけては、2~3本ほど使うのが目安です。
タオルは、意識的にお腹をへこませて巻きます。
ハーブダイエット中の一時間は、あおむけに寝て過ごしますが、あおむけになるとおなかは自然に少しへこみます。
そのときタオルが肌と密着していないと、ダイエット効果が劣るので、あらかじめおなかをへこませて巻くのです。
腰骨のところに巻くときは、タオルが浮かないよう、腰骨の曲線に沿ってピッタリ巻いてください。
あくまでも「肌に密着させる」のがポイントです。
足の太ももとふくらはぎの両方に行うときは、両足にタオルを二本ずつ使うのが目安です。
足首から巻き始め、ひざを除き、太ももまで連続して巻きます。
もちろん、希望により、太ももやふくらはぎだけに巻いてもかまいません。腕は、両腕一本ずつ使うのが目安です。
⑦タオルを巻いたら、熱が逃げないよう、素早く上からラップを巻きます。
⑧ガウンかバスタオルをはおっておあむけに寝て、一時間静かに過ごします。
寝返りや会話、飲食、喫煙などをせず、リラックスして静かに眠るのがベストです。
室温は、汗をかかない程度に暖かくしておきます。
⑨終わったら、石けんを使わずに軽くシャワーを浴びます。
さて、サイズを測ってみましょう。あなたの目的の部位は、何cm減らせましたか?
4時間は熱いシャワーやお風呂、ボディオイルの使用を避け、汗をかかないほうがより効果的です。
使ったタオルは、洗剤を使わずに洗って乾かします。
残ったハーブ液は、冷蔵庫で10日間保存できます。
空きビンなどに移して冷蔵庫に入れるとよいでしょう。それ以上保存するときは冷凍してください。
ダイエット後、3日間は毎日1.5~2ℓのミネラルウォーターを飲み、アルコール飲料を避けると効果的です。
フイット感のある下着をつけると、さらに効果が高まります。食事などは、普通にとってかまいません。
ハーブダイエットは、一般に、2日置きに3回行うことを基本のやり方にするとよいでしょう。
保存したハーブ液は、再び沸騰させて同様に使います。
だいたいハーブのボトル一本分の液で、延べ9本のタオルが浸せます。
ダイエットの常識をくつがえす″自由形″のハーブダイエットを、ぜひ体験してください。
体験談1:ハーブダイエットでウエスト4.8cm、ヒップ3cmダウン
ハーブダイエットでウエスト4.8cm、ヒップ3cm細くなった23歳女性の体験談を紹介します。
私は身長160cmで体重54kgと、体重に関してはまったく問題はありません。
しかも、私は保母をしていて、毎日、子供たちと動き回っていますから、これから太る心配もあまりしていません。
しかし、女性ならだれでも同じでしょうが、常々「もっときれいになりたい」と思っていたのです。
そのためには、おなかや太ももなどを、部分的に細くできないものかと考えていました。
そんなとき、雑誌でハーブダイエットのことを知ったのです。
それは、なんと寝ている間にやせられるというものでした。初めは「寝ていたら太ってしまうんじゃないの?」と半信半疑でしたが、ものは試し、一度やってみることにしました。
私は、ハーブダイエットを三回行いました。
最初に胸の下からひざまで、それに二の腕にハーブエキスに浸したタオルを巻かれたときは、まるでロボットになったような感じで、少し気恥ずかしさを感じました。
しかし、二回め、三回めとやるうちに、慣れてきたのか、そんなことを感じることもなくなりました。
それよりも、一回やるごとに数字の上で確実にサイズダウンしていくことがうれしくなってきたのです。
ハーブダイエットの効果
(サイズは上の表を参照)
9日間の間に3回のハーブダイエットを試したわけですが、
結局、ウエスト、おなか、太ももとも、すべての部分が細くなりました。
しかし、なぜかそのときは実感がわかなかったのです。
ハーブダイエットで私が気をつけたことといえば、アルコールをとらないことと、水を多めに飲むことだけです。
そして、たった3回、タオルを巻いて寝ていただけでした。
おそらく、これといった努力もなかったので、やせた実感がわかなかったのかもしれません。
最初からこんなに簡単にやせられるはずがないという思いもあったのでしょう。
しかし、ハーブダイエットを終えて少したったいま、ようやく実感がわいてきています。
おなかのあたりもスッキリ締まりましたし、太ももも細くなって、とてもうれしく思っています。
体験談2:自宅でハーブダイエット!ウエスト6cm細くなった
自宅でハーブダイエットをやったら間食してもウエストが6cm細くなった33歳女性の体験談を紹介します。
私は、22歳のときに次女を出産してから数年は、52~53kgの体重(身長は155cm)を保っていました。
ところが、その後、しだいに太り始めました。
10年前に仕事を始めたのですが、職場の健康診断では、約10年間、毎年1kgずつ体重がふえていったのです。
気がつくと65kgになり、この体重で安定していました。
最近は、重い体重で負担がかかってひざが痛くなり、健康診断でも「やせたほうがいい」とアドバイスを受けています。
なんとかやせようとヽいろいろなダイエットも試みました。
卵ダイエット、耳のツボ、コラーゲンを腹部にぬる方法、家庭用サウナなどです。
しかし、どれも4~5kgはやせますがい、すぐもとに戻ります。
何かよいダイエット法はないかと思っていたとき、知人に聞いたのが「ハーブダイエット」でした。
煮つめたバーブ液にタオルを浸し、やせたい部分に巻く方法です。
興味を持った私は、さっそく自宅で試すことにしました。私が試したのは、ウエス卜~下腹、それに太ももです。
始める前に、まずサイズを測りました。
ウエストは最む細いところ、下腹はおヘソに親指のつけ根を当て、人さし指を下に伸ばした先端のところ、太ももは足のつけ根から人さし指の長さのところを、座って少しひざを立てた状態で測りました。
タオルは、液がたれない程度にしばり、目的の部分にら旋状に巻きます。
太ももは、最初からきっちりとうまく巻けましたが、ウエスト~下腹はどうしてもゆるみがちです。
そのため、多めに5枚も巻いてしまいました。タオルの上からラツプフィルム(市販のラツプ)を巻きますが、それを巻いても、まだ十分に密着しない感じです。
そこで、以前ダイエットで使ったサポーターがあったので、ラップの上からそれを巻きました。
サポーターですから汗はかきませんし、ピッタリと締めることができました。
これらの準備をすませたあと、前にサウナダイエットで使った大きなビニールシートの上にバスタオルを敷いて寝ました。上からもバスタオルをかけて、さらにふとんをかけ、目覚し時計をセットして、一時間気持ちよく寝ました。
驚きのハーブダイエットの効果
ハーブダイエットが終わってサイズを測ると、
76cmだったウエストは4cmダウン
78cmだった下腹は2cmダウン
57cmだった太ももは3cmも減っていたのです。
夜、遅い時間にやったため、そのまま寝ましたが、べたついたりはしませんでした。
2日置いて、3日めに2回めを行いました。
始める前にまた測ってみると、不思議なことに前回の終了時より、
さらにウエストが2cm、下腹が1.5cm減っていました。
2回めは、巻き方も慣れて手早くできました。
おなかも、タオル3枚でぴっちり巻けました。しかし、念のために、このときも前述のサポーターを巻きました。
2回めの終了時には、
さらにウエストが2cm減って68cm
下腹は1cm減って73cmになっていました。
太ももは、一度めの終了時と同じ54cmでした。
ハーブダイエットの期間中、食事や間食はふだんどおりにとりました。
私は間食が多く、とくにケーキやクッキーなどの洋菓子、おかき類をよくたべます。
職場で、午前と午後のミーティングのときにたべるほか、夜も食後のゆっくりした時間にたべるのが習慣になっています。ハーブダイエットを行ったときも、時間をやや早めにしただけで、いつものようにたべました。
このダイエット法は、タオルの巻き方などに慣れさえすれば、本当に簡単です。
いままで試したダイエット法の中でも、一番楽だと思います。
しかも、ふだん通りの生活を続けながらこれだけの効果があったので、とても驚きました。
ちなみに、体重はほとんど変わっていません。それなのに、あまりにも簡単にサイズが減ったため、すぐに元に戻るのではないかと心配でした。
しかし、いまのところ、3日たっても減ったサイズのままです。
この方法が気にいったので、ぜひもう一回試したいと思っています。
おわりに
このダイエットに使う15種のハーブのうち、
おもにジンジャーやパパイヤには、体の代謝(新旧の物質の入れかわり)を高めて脂肪が燃えるのを促す作用、
タイムやペパーミントには心身を引き締める作用(セージには皮膚の収れん(引き締め)作用があります。
これらが中心になり、部分ダイエットに高い効果が得られます。
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このダイエットに使う15種のハーブには、脂肪の燃焼を促すものや体を引き締めるもの、心身をリラッタスさせるものなどとともに、ハーブエキスを密着させて肌をおおい、全体の効果を高めるゴボウエキスも含まれています。
しかし、物理的にもタオルをよく肌に密着させるのが、効果を高めるコツです。
ですから、サポーターのようなものを上から巻くのも一つの工夫といえるでしょう。
ただし、あまりきつく巻くのはよくありません。
あくまでも体がリラックスできるように、また汗をかかない程度に巻くようにしてください。
タオルが十分に密着させられれば、とくにサポーターのようなものは必要ありません。
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