アロエが美肌や髪の毛にも効果があることを知っていますか?
私はニキビ・吹き出物の予防にアロエを使っています。
今回は、白髪を減らすには髪の毛カラーよりアロエ軟膏(搾り汁)を頭に塗ったら2ヵ月で白髪の中から黒い髪の毛が生えると話す、同級生の主婦の体験談をご紹介します。
白髪を黒髪にしたい
私は、30代のころから白髪が見え始め、いまでは頭の前と横は、ほとんど白くなってしまいました。
若いときから白髪が気になっていたので、ヘアダイ(毛染め)をしてなんとか白髪を隠そうと努めてきました。
市販のヘアダイを買って自分で染めていたのですが、染めても二週間くらいしか色がもたないので、また染め直さなくてはなりません。
その手間がめんどうで、なんとか白髪を黒髪にする方法はないものか、と考えるようになりました。
そんなときに、雑誌でアロエ軟膏(搾り汁)のことを知ったのです。
それによると「アロエ軟膏(搾り汁)」が自髪に効くというのです。
ちょうど私の家には、知り合いからもらったキダチアロエの鉢植えがありました。
たいした世話もしないでいたのですが、いつのまにか大きくなっていました。
また、名前はわかりませんが平たくて薄っぺらな葉をした別の種類のアロエもあったので、2種類のアロエをまぜ合わせて、白髪に試してみようと思ったのです。
そして、アロエのしぼり汁を頭皮にすり込むようにしました。
私のやり方は次のとおりです。
アロエの軟膏(搾り汁)の作り方
まず、キダチアロエともう一方のアロエの生葉を合わせて10枚ほど用意します。
わが家のキダチアロエの葉は小形で、もう一方のアロエの葉も、薄くて水分を含んでいないので、多めに用意したのです。
アロエの葉をきれいに洗ってトゲを取り、1cm幅に切り分けます。
それをミキサーに入れて、かき混ぜると汁が出てドロドロの状態になります。
それをさらしでこして、汁を容器に入れます。
容器は、市販の毛染め剤の高さ10cmほどの空の容器を熱湯消毒したものです。
一回にその容器が一杯になるくらいの量のしぼり汁がとれますが、これは10日分の量になります。
しぼり汁は冷蔵庫で保管しておきます。
私は、2日に1度、髪を洗います。
普通のシャンプーで洗髪をしてゆすいだあとに、まず、ひとつかみの自然塩(「赤穂の天塩」「伯方の塩」など)を頭全体にすり込むようにしてマッサージします。
自然塩はリンス代わりになるということなので、お湯でさっと洗い流します。
そして、タオルで軽く水けを取ったあとに、保管してあったアロエのしぼり汁を使うのです。
しぼり汁を入れた容器の先端は細くなって穴が開いています。
そこから髪染めの液が出るようになっているため、アロエのしぼり汁がちょうどいい具合に出てきて便利です。
それを頭の前と横の部分に重点的にたたき込むようにすり込んでいきます。
時間にすると10分くらいでしょうか。
アロエで頭皮から黒い髪の毛が
こうして、洗髪の仕上げとして、2日に1度、夜眠る前に、アロエのしぼり汁をつけて頭皮にマッサージを続けました。
アロエ養毛術を始めて2カ月くらいたったある日のこと。
鏡を見ていてビックリしました。
前髪の根元のあたりに黒いものがポツポツと見えているではありませんか。
「あっ、黒い毛だ」うれしくて、思わず声を上げていました。
よく見ると自髪だけだった頭皮に、確かに黒い毛が生えてきたのです。
まだ、ポツポツと見える程度ですが、これからもっと黒い毛が生えてくるようにと願って、アロエ養毛術を続けたいと思います。
アロエを頭皮にマッサージする場合の注意点
アロエには発毛を促進したり、自髪を改善する効果があります。
こうした効果は、アロエを皮ごと用いたほうが、より強力になります。
しかし、皮の部分は刺激が強く、これを頭皮につけるとかぶれてしまう人もいます。
そういう人は、刺激の少ないゼリー質だけを用いるようにしてください。
また、アロエ軟膏(しぼり汁)を冷蔵庫で保管します。
この方法だと、たしかに7~10日は保存できますが、もっと保存状態をよくしたいなら、しぼり汁1に対して整髪料2ぐらいの割合でまぜたアロエ軟膏(搾り汁)を作るといいでしょう。
アロエ軟膏(搾り汁トニック)の作り方
なお、アロエには多くの種類がありますが、成分的には大きな違いはありませんので、種類にこだわる必要はありません。