脳梗塞になりやすい人とならない人の体質や性格・生活習慣の違いとは

ストレス/うつ病/自律神経




こんにちは。からだ守り隊(akap)です。

今若い人にも隠れ脳梗塞が多いとテレビで放送されていました。

私としても、脳梗塞は身近の病気と認識されており。水分補給や食べ物、ストレス軽減には注意しています。

 

脳梗塞はどのような人がなりやすいのか?またどのような生活習慣がダメなのか詳しくはしりませんよね。

今回は、脳梗塞になりやすい人とそうでない人の体質や性格・生活習慣の違いについて専門医師に伺いました。

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脳梗塞とは

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脳梗塞

脳の細い血管が血栓(血液のかたまり)でつまる脳血栓

心臓や大動脈でできた血栓が脳に運ばれてできる脳塞栓に分けられます。

 

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脳梗塞を招く重大な危険因子とは

高血圧を放置しておくこと

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まず、脳血栓について見ると、

これを引き起こす最大の危険因子は

なんといっても高血圧です!。

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血管に強い圧力がかかり続けると、動脈硬化が進んで、脳の血管はもろくなり、血栓ができやすくなります。

 

脳血栓だけでなく、脳出血においても、その最大の原因は、高血圧を放置しておくことに求められます。


 

高血圧には、家系的なものも関係してきます。

たとえば東北の農村部では、長い間、塩づけのものを多く食べていました。

塩分、すなわちナトリウムを多くとり続けると、水分が血管に吸い取られ、血圧が上がります。

この状態が何代にも渡って続くと、体がそれに対応するようになり、高血圧になりやすい体質をつくってしまうのです。

 

ですから

親や祖父母が高血圧だったり脳卒中を患ったりしている人は自分も血圧が上がりやすい体質である可能性が強い、ということを承知しておくのがよいでしょう。

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糖尿病・コレステロールや脂肪の取り過ぎ

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高血圧に次いで危険因子とされるのは、糖尿病です。

 

高血圧が細い血管に動脈硬化を起こすのに対し、糖尿病の場合は、どちらかというと太い血管で動脈硬化が起こります。

欧米では、糖尿病が原因で脳血管障害になるケースが少なくありません。

 

太い血管に動脈硬化を起こすものとしては、

コレステロールや脂肪のとりすぎも指摘できます。

 

ただし、こちらは脳血栓ではなく、脳梗塞のもう―つのパターンである脳塞栓のほうに関係してきます。

コレステロールや中性脂肪が血管にたまって起こる動脈硬化をアテローム硬化といいますが、これは主に心臓の血管や、心臓から脳に行く途中にある首の内頸動脈で起こります。

これらの血管が硬くもろくなり、そこにできた血栓が脳に運ばれて、脳血管をつまらせることになるわけです。



このように、脳血管にはなんの問題がなくても、心臓にトラブルがあれば、脳塞栓という形で脳梗塞が起こり得ます。

このため、不整脈や心房細動といった心臓病も、脳梗塞の原因となります。

脳梗塞の改善や予防についてはこちらの記事もご確認ください。

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ストレスで自律神経の崩れ

ずっとよくないのはストレスです。

 

人間は誰でもストレスを感じますが

これが持続し、蓄積されるようだと

自律神経のバランスもくずれ、血圧も上がり、中性脂肪値や血統値も上かりますし血管をもろくし、血栓をつくりやすくする大きな原因がストレスなのです。

 

以上で見てきた脳梗塞の危険因子を、一っだけでなくいくつも合わせ持っていると、ちょっと心配だということになります。

 

高血圧や糖尿病、心臓病に対しては、必要に応じて薬で症状をコントロールして、一つ―つ危険因子を取り除いていくことが望ましいですね。

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おおらかな気持ちが脳梗塞を防ぐ

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それと同時に、生活の見直しも大事です。

それはなにも、高血圧や糖尿病のために、食事を工夫したり運動したりすることだけではありません。

 

むずかしいことかもしれませんが

持ちをおおらかに持って、楽しく毎日を過ごすことが脳梗塞の予防に大いに役立つのです。

 

ストレスがたまる人は、どちらかというと物事をネガティブ(否定的・悲観的)にとらえることが多いようです。

 

たとえば糖尿病の食事療法や運動療法でも、「やらないといけない。そうじゃないと、ますます悪くなる」と強く思い込み、自分で自分に緊張を強いるタイプです。

これに対してストレスがたまらないタイプの人は、「楽しく~しよう、そうすれば~になる」と、物事をポジティブ(肯定的・楽観的)にとらえます。

 

仕事が無理なら趣味でも軽いスポーツでもかまいませんから、心底楽しめるものを見つけ、ポジティブな発想を身につけるように心がけてください。

私も現在ポジティブシンキング実施中です。

これは、脳出血や脳梗塞の再発予防の観点からも大事なことです。

 

楽しいことや打ち込めるものがあれば

気分的に落ち着き、自律神経が安定して血圧も下がっていくのは珍しいことではありません。

 

適切な薬の服用など、必要なことはとりあえずキッチリとやっておき、そのうえで、おおらかな気持ちで毎日を過ごすこと。

これが脳梗塞を防ぐ大きなポイントだといえるでしょう。

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脳梗塞や高血圧予防に効果的なウォーキングの仕方

脳梗塞などの脳卒中による死亡者は、かつてに比べればだいぶ少なくなりましたが、それでも相当の数の人が脳卒中に苦しみ、亡くなっています。

 

脳卒中を防ぐには、日ごろから自分の血圧をコントロールすることが大切です。

血圧管理の大切さはこちらも

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血圧を正常値に保っておくことは、脳卒中だけでなく、心筋梗塞など心疾患の予防にも役立ちます。

血圧をコントロールする最もよい方法、それは普通に歩くときよりも約20%ほど速く歩くこと(ウォーキング)です。

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脳卒中・脳梗塞を招きやすい高血圧

具体的なやり方は後述するとして、なぜウォーキングが血圧を安定させるのに役立つのか、その理由から説明しましょう。

 

高血圧の人の9割近くは、遺伝体質に関係する「本態性高血圧」で、これはとくに中高年に多くみられます。

年をとると、いろんな臓器や器官が疲れてくるものですが、血管もその例にもれず、体のすみずみに血液を送る紀機血管(これを締朝み臓といいます)が、加齢とともに弱ってきて、過収縮、つまり縮みすぎるようになります。



細動脈が過収縮を起こすようになると、血管の内側の直径(内径)が細くなり、血液が流れにくくなります。

加えて血管の内壁にはコレステロールなどの不純物も付着し、血液の循環がますます悪くなります。

流れが悪くなった血液は血管を圧迫し、血圧を上げていきます。

血圧・コレストロール値対策はこちらもご覧ください

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こうした状態のとき、

ウォーキングのような、日常よりも約20%強の運動を行うと、その分だけ体は栄養や酸素を欲しがるため、血液が強く流れるようになります。

 

そうすると当然、血管の内径も押し広げられて、血液はスムーズに流れるようになり、長期的には血圧が下がっていくというわけです。

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ウォーキングの効果

また、適度な運動によって体重をへらすことも、血圧のコントロールに有効です。

 

たとえば身長170cm、体重70キロの人がいるとしましょう。

 

この人の場合、身長から割り出される

理想体重((身長-100)✕0.9)

=63キロですから70キロ、つまり体重のちょうど1割だけ、重い荷物を背負っていることになります。

 

荷物が1割多ければ、心臓も1割分多く働かされているわけで、こうした心臓への負担が、血圧を上げる理由となります。

ですから、体重を数キロでもヘらせば、それにつれて血圧も目立って下がります。

ウォーキング効果についてはこちらもご覧ください

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さらに、ウォーキングはストレスの解消にも役立ちます。

実際やってみるとわかりますが、歩けば気持ちが晴れ、考え方が前向きになって、日常のストレスが軽減されます。

 

ストレスは高血圧と密接に関係しており、ストレスがあるだけで血圧が上がりますから、この面でのウォーキングの役割は重要です。

 

また、血圧は疲労の蓄積によっても上がりますから、ウォーキングは疲労回復にも有効です。

激しい疲れは別として、日常的な軽い疲労を取るには、じっとしているより、積極的に体を動かすほうが効果的なのです。

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血圧コントロールに役立つウォーキングの歩き方

このように、いくつもの理由から血圧のコントロールに役立つウォーキングは、次のようにして行います。

 

ウォーキングはふだんより20%ぐらい速く歩く歩行ですが、それはあくまで3ヵ月先なり半年先なりの最終日標であって、

実行し始めのころは、体を点検するつもりで、あなたが普段に歩く速さで歩くようにしてくださん。

 

2~3週間もそうするうちに、心の中でもっと歩きたいという欲求が起こってきます。

そうなったら徐々にスピードを高め、距離を伸ばします。

 

それでも当初の数ヵ月間は、2~3キロの距離を20~30分ぐらいかけるのがよいでしょう。

 

歩くのに慣れてきたら、いよいよウォーキングです。

その速さは時速約5キロ

ウォーキングの効果は15~20分以上行うことによって現れるので、この速さで20~30分歩くようにします。

これを、週2回以上行うのが目安です。

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ウォーキングの注意点

ここで大切なので、疲労が残っているときは、ためらわずにサボるということです。

また、風雨の日など、歩きたくないと思ったら、どうぞ休んでください。

 

ォーキングは自分のペースで、生活の中に組み込むことか大事なのであり、歯を食いしばってやるものではありません。

スピードにしても、時速5キロはたんなる目安ですから、翌朝疲れが残らないスピードを自分でつかみ、長く続けるようにしてください。

 

ウォーキングのときの姿勢は、背筋を伸ばし、胸を張ること

そして靴は、少々値が張っても、よいものを選んでください。

テニスシューズやバスケットシューズは、靴底が硬いので疲労がたまります。

足を痛めないために、かかとの厚いジョギングシューズをはくことをおすすめします。

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脳梗塞になった有名人として、桜井和寿さん・大橋未歩さん・西城秀樹さん・長嶋茂雄さんなど多数

ちなみに、

脳梗塞になった有名人として、

大橋未歩さん・麻木久仁子さん・桜井和寿さん・坂上二郎さん・西城秀樹さん・大島渚さん・田中角栄さん・長嶋茂雄さん・三遊亭円楽さん・栗本慎一郎さん・真屋順子さん・大鵬さん・石原慎太郎さん・磯野貴理子さん

など多数いらっしゃいます。

 

突然発症する脳梗塞ですが、芸能人の方で前兆があったかも?ということでお話しされている方もいらっしゃいます。

ちょっと調子がおかしければ、すぐに病院に行きましょう。

脳梗塞の改善や予防についてはこちらの記事もご確認ください。

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