四十肩によるひどい腕の痛みが足裏ツボに湿布を貼ったら消失する!

頭痛/肩こり/肩痛




肩筋の痛み・腕肩痛み・肩を上げると痛いなどの症状でお悩みではないですか?

それは、四十肩または五十肩かもしれません。

今回は、四十肩・五十肩による上腕部のひどい腕の痛みが足裏ツボに湿布をはったら一晩で完全になくなったという、40歳主婦の高橋さんの体験談を紹介します。

 

上腕部のひどい腕の痛みは何とか解決したいものです。

四十肩や五十肩の体操やリハビリ、ストレッチなど予防や対策としてありますが、もし効果が得られない場合、足裏に注目してみてください。

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簡単で効果的な足裏の湿布療法

足の裏を刺激して、体の各部の症状を改善・解消する療法は、古くからさまざまな形で行われています。

ヨーロッパでもアジアでも、類似の療法が見られます。

ことに、台湾では多くの流派があって、近年でも盛んに行われているようです。

 

 

私は台湾を訪れるたびに、勉強を兼ねて、違う流派の足の裏の刺激法を体験します。

そのたびに思うのは、いずれもたいへん「痛い」ということです。

痛くても効果があればいいのかもしれませんが、たとえば、家庭で自分でできる療法として考えたとき、痛いのはいやだという人もいます。

 

そこで、痛くなく、どなたでも簡単にできて効果的な足の裏の刺激療法として考案したのが、足の裏にはり薬・湿布をはる方法です。

用いるのは、小型(6~7cm×4cmくらいのもの)で薄手のはり薬(商品名『サロンパスA、フェイタス、モーラステープ』など)です。

 

 

足の裏には、全身の各部と関係するツボや反射区(体の諸器官と連動したゾーン)があります。

ドイツなどで研究され、日本でも用いられている反射区に、ツボを用いる経絡反射(生体エネルギーの通り道である経絡を利用する反射療法)も加えると、足の裏への刺激によって、全身への幅広い効果が得られます。

 

その刺激効果を、手軽に使えるはり薬で得るのが、今回ご紹介する療法なのです。

 

知人の治療院では、通常の治療に、家庭療法としてこの方法をプラスしてもらうことで、肩こりが解消した、耳鳴りが消えた、首や肩の痛みが取れた、ひざの痛みが治ったなど、いろいろな症状に効果をあげています。

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足裏への湿布の貼り方

反射区が指にかかるときや、指のそばにあるときは、適宜はり薬に切り目を入れると、うまくはれます。

家庭ではるときは、まず足の裏を洗って水けをふき、乾いてからはりましよう

洗えないときは、せめて汗や汚れをふき取ってください。

そして、はり薬を足の裏に密着させ、ていねいにはってください。

 

はったはり薬は、通常、一日に一回はり替えます

はがすときは、ゆっくりそっとはがすことが大切です。

無造作にはがすと、かぶれを招きやすく、皮膚を傷つけることもあるからです。

肌が敏感な人は、できればはり薬をはった状態で一度足をぬらしたあと、ゆっくりはがすとより安心です。

 

もし、はった部分にかゆみや赤みが見られたら、すぐにはがしましよう。

かゆみや赤みが消えてから、この療法を再開するようにします。

足の裏は、ほかの部分に比べるとかぶれにくい場所ですが、かぶれやすい人は様子を見ながら、場合によっては一日おきにはってください。

 

これらの注意を述べたうえで、自宅で毎日湿布をはり替えるようにしてください。

このようにして、足の裏に湿布をはり続けると、数日から一週間たつころには、痛みや症状がらくになってきます。

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体験談:まさかの四十肩!病院では注射を打つだけ

今年に入ってから

私は右腕に、妙な痛みを感じるようになりました。

 

肩から上腕、ひじのあたりまでが重く痛み、ときにピリッと痛みが走ります。

少し前から、パートで勤めているパン屋さんで製造の部署を担当するようになり、パンだねをこねる日が続いていました。

ですから最初は、新しい仕事に慣れなくて腕に変な力が入り、腱鞘炎になったのだと思いました。

 

こね方が上達すれば痛みもなくなるはずと、かえってがんばって仕事をこなしていたのです。

 

ところが、痛みはひどくなるばかりなので、整形外科へ行きました。

すると、「四十肩ですね」と病名が判明したのです。

 

私は今年の1月に40歳になりましたが、そのとたん四十肩になるとは・・・。

予想外の病名で驚いてしまいました。

 

病院では、肩に注射をされました。

筋肉をほぐす注射らしいのですが、これがとにかく痛いのです。

 

四十肩の痛みとは比べものにならない痛さで、しばらくはなにもできません。

その後も二回病院へ行きましたが、治療は注射だけです。

 

「マッサージなどはしないのですか」と聞くと、「必要ない。治療法は注射しかない」との返事です。

注射の痛みで、むしろ以前よりなにもできなくなるので、ほかの治療法を探すことにしました。

 

そして、訪ねたのが、以前、息子がお世話になった接骨院でした。

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足裏に湿布するだけの治療

ここで、電気治療やマッサージなどを受けるうち、痛みはかなり軽くなり、30度くらいしかあがらなかった腕も、90度から120度くらいまであがるようになったのです。

 

それでも肩と上腕の痛みは取り切れず、気長にやるしかないと思っていたとき、先生にすすめられたのが・・・

 

足の裏に湿布をはる療法でした。

商品名『サロンパス、サロンシップ、トクホン、モーラステープ、ロキソニンテープ』など

 

 

その日は、先生が説明しながら足の裏に湿布をはってくれました。

足裏湿布の効果とは

正直なところ、「足にこんな治療をして肩や腕に効くのかしら」とも思いましたが、その答えは、翌朝にハッキリ出ました。

朝はいつも、上腕の痛みが強いのですが、その日は上腕がまったく痛くないのです。

 

不思議ですが、湿布が効いたとしか考えられません。

それ以来、足の裏の湿布は、自分で毎日はり替えています。

 

朝、仕事に行く前にはり替えるのが習慣になりました。

最初のころ、勢いよくビリッとはがして少し皮膚を傷つけたので、それからはそっとはがしています。

 

残念ながら、右肩の痛みはまだ少し残っていますが、上腕痛は完全になくなりました

足の裏への湿布を続けて、肩の痛みも取れるといいなと期待しています。

 

足裏の湿布療法についてはこちらもご覧ください。

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足裏ツボに湿布をして痛みの改善を

整骨院院長にお話しを伺いました!

 

四十肩は、正式には肩関節周囲炎(けんかんせつしゅういえん)といいます。

 

肩関節には棘上筋(きょくじょうきん)という筋肉がついており、腕をある角度まであげると、それが肩甲骨の肩峰部(肩先)や靱帯にぶつかります。

 

ぶつかってもいいようにクッション役の袋(滑液包)がついていますが、加齢とともに、ここに炎症が起こったり、筋肉が摩耗したりして痛むことがあります

これが四十肩で、40代に起こりやすいのでその名がありますが、ほかの年代でも起こります。

 

足の第5指(小指)のつけ根のふくらんだ部分には、肩関節の反射区(体の諸器官と連動したゾーン)があります。

また、ここは東洋医学では、通谷(つうこく)というツボに当たります。

 

 

通谷(つうこく)

肩甲骨のそばを通る膀洸経(ぼうこうけい)という経絡(生体エネルギーである気の通り道)のツボで、肩の周囲の筋肉をほぐすために役立ちます

 

足裏ツボについてはこちらもご覧ください。

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かかとには

同じ膀眺経の僕参(ぼくしん)というツボがあります。

 

この二ヵ所を湿布で刺激すると、四十肩に効果を発揮します。

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・小指のつけ根には半分に切ったものを、足の裏から側面に立ちあげるようにしてはります。

 

・かかとには6~7cm×4cmくらいの湿布一枚を横向きにはります

はるのは症状がある側だけでけっこうです。

はるとき、はがすときはゆっくりていねいに行ってください。

 

ご家庭では足の裏の湿布だけでも、四十肩ヘの改善効果が期待できますから、お試しください。

足裏ツボについてはこちらもご覧ください。

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